2023年5月30日 (火)

古代エジプト美術館展を見てエジプトの謎を感じる

古代エジプト美術館展というのが福岡アジア美術館で開かれていてもう終わりそうなので一週間前位に見に行った。美術展ではなく美術館展というとおり渋谷の古代エジプト美術館の収蔵品の展示という形だ。ほんとなら今頃はエジプト・トルコツアーに出ていたはずだが、随分高いのもあって申し込んだものの何もこんな円安の時にと思い直してキャンセルした、その記憶がまだ新しく、エジプトとあると見ておきたくなる。
クルマをリバレインの地下駐車場に入れる、ちょっと厄介な駐車場だ、久し振りだ。エレベータで7階まで上がって入場券を買うのだがここはキャッシュレスにとスマホで掲示されたページへアクセスして進めていた、しかし入力に要求される項目が多く小さいスマホからの入力が押し間違いばかりとなって遂にあきらめてキャッシュを払って入場した、カード払いもできない。勿論放送大学の割引が効いて学生料金で割安なのだが、何でEgypt0230522 現金のみ?、何だかなあと感じてしまう、頭の固い人がやっている美術館の気がしてくる。
展示は小さなものがいろいろ並べてあり紀元前35世紀位のもの(添付左)からあるが、大半は紀元前10世紀位の様だ、見ていくとどうも出土年代表示がきっちりしない感じがする。時代を追った展示にもなっていないのでちょっと見にくい。出土状態から年代を読むことができにくく、同位炭素で測れるような木製も少なくて、デザインにも大きな違いないため年代決定が難しいのかEgypt1230522 と想像してしまう。展示の中で引っかかるのはハヤブサだ(添付右及び左下)。鳥の中でもハヤブサに特別の意味を込めていたのが伝わってくる。もっと大きな猛禽ではなく何故ハヤブサなのか、いくら考えても分からない。チャットGPに聞いてみても「他の大型の猛禽には同じような特別な地位が与えられなかった理由は、具体的にははっきりしていません。」とあっさりで、解らない。
象形文字も非常に長い間同じ様な表記で引き継がれているようだ、何だか進歩が意図的に止められていた社会のような気もしてくる。それは何故なのか。
やはりエジプトは謎だ。円安も終わったころにでも元気が残っていればやはり行くべきところの様なEgypt2230522 気がしてきている。この世のすべてを見ることは不可能とはわかっていても。

 

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2023年5月27日 (土)

九州国立博物館のアールヌーボーガラス展を見る 

欧州のガラス工芸の源流、紀元前14世紀のエジプトのコアガラスの手法で作られた脚杯(左下図)から始まるガラス工芸の展示がアールヌーボーガラス展とKoaglass0501a銘打って九州国立博物館で開催されているというので、5月の初めに見に行った。この時代にこんなものまで、と思うほどに古くからガラス細工の工芸がエジプト・中東・欧州で作り続けられてきているのに驚かされる。現代でも通用しそうな装飾も2000年前には作られている(右下図)。見ていくとこの長い歴史の上に19世紀末から20世紀初頭のアールヌーボーの時期にエミールガレやドーム兄弟による燦然たるガラス作品が生み出されてきたというその流れが理解できる、そういうことだったんだとの感がある。更にあのパリコミューンを生むことに至った普仏戦争によりガレやドーム兄弟の故郷の地はドイツに奪われるが却ってそれが彼らの作品Koaglass0501bを生み続ける強い意志をもたらすことにもなっている、驚くべき歴史だ。そんな戦争に明け暮れた欧州の雰囲気が今のウクライナ戦争にも漂っているところが見えてきて現代的な問題につながっているように感じられるのも面白い。

さてエミールガレだ。ガラス工芸の技の極致を駆使してガレは表現しているように見える、半端でない。ジャポニズムにも傾倒し伊万里焼風の作品もいくつか残している。昆虫や草花をデザインに取り入れることで他には見られない作品群(例えば左下図)を残してもいる、多才だ、圧倒的だ。
Irisbud0501g1a ーム兄弟の方はガレとは違って大衆化の道を進めたように見えてしまう、芸術性より日常使いの美しいガラス器を多く生み出しているように見える。それにしてもなかなかの展示だ。

見終わって、ベネチアがガラス工芸を誇り薩摩が切子を生んだ歴史の展開がやっと少し腑に落ちた気がした、そこには強いアイデンティティへの意志があったのだ、見るべきものは見るように努めねば、そう思う日々だ。

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2023年5月25日 (木)

福岡市美術館でミュシャ展を見てジャポニズムを感じる

5月は少し気になる展示がいくつもあって、見なくっちゃと思っているうちに会期末が迫ってくる、今日は最後の福岡市美術館で開かれているミュシャ展を何とか見に行った。今回の展示は膨大なミュシャ作品を所有するチェコのチマル博士のコレクションから厳選したものの巡回展という。
ミュシャというとクリムトの頃の画家というくらいの時代認識しかなかった、確かにそうだがクリムトとは道が少し違ったようだ。年代を追うと、ミュシャは挿絵で生業を立てつつMyusyaa1 あった頃の1894年、女優サラベルナールを描いたポスター「ジスモンダ」で一気ににそのスタイルを確立してブレークしている。展示されている「ジスモンダ」を見るとその太い外形線にはどうしても日本の浮世絵の影響を感じてしまう(左図)。ついこの間九州国立博物館のガレ展で見たエミール・ガレのこの頃のガラス作品にも日本の伊万里焼の影響が濃い作品が展示されていたのを思い出した(右下図)。ジャポニズムという当時の文化的風潮が新しい芸術運動の核心部にあったことをあらわしているように思えてしまう。アールヌーボーの時代とはそういうことだったのだ。
ミュシャの作品の多くはリトグラフで印刷されたものだが、19世紀末から20世紀初めの時代にこれほどカラフルな印刷物が世間に流通していたことにも驚きを覚える、ハーフトーンを含めて発色がよく今の時代にも退色していない。
絵画を芸術という象牙の塔から広くあらゆるところに解放していく、そういう動きを切り開いていったミュシャという人、多才Galleimari という言葉だけではとてもカバーできない大きなインパクトを後世に与えているようだ。見れてよかった。

生きていて見れること感じれることには限りがある、でも、見たいものは見、知りたいことは知り、水のように自由な時間を過ごしていきたい、そればかりを思うこの頃だ。

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2023年5月21日 (日)

6回目のコロナワクチンを打つ

昨日6回目のワクチンを打った。接種済証には バイオテック/ファイザー製コミナティ(2価:BA.4-5)とあり、去年の11月に打った5回目とほぼ同じワクチンの様だ。
もう副反応は出ないかな、と高をくくっていたが前回とほぼ同じで睡眠サイクルが乱れ、寝付いて2時間くらいで目が覚め2度寝してまた2時間くらいで目が覚める、翌日は寝不足のようで頭がぼんやりして気分が悪い、おまけに37℃位の熱が出るという有様だ。熱が出る分前回より少しひどいという気もする。今回は接種後解熱鎮痛剤を1錠機械的に渡された、前回までは希望者だけに販売だった、そんなところを見ても今回は熱が出るのが当たり前というワクチンになっているようだ。解熱剤を飲んでも気分の悪いのは午前中いっぱい続いた、午後にはすっかり良くなったものの、おかげで今日の午前に予定していた油山での鳥見の会には不参加とせざるを得なくなってしまった、まあしょうがないか、というところではある。
外に出ればマスクを外す人が以前より多くはなったが、店の中では殆んどがまだマスク姿だ、こんな状態はいつまで続くのだろうか、ゆっくりと戻っていくのだろうか。

思えば人類はAjisai0521a 地球上の生物の頂点に立ち何でも思いのままと奢っていた、それに一撃を加えたのが新型コロナウイルスであり、ボディブローのように攻め立てているのが地球温暖化ということになるのだろう。軌を一にして攻撃が起こっているように感じるのは、これまでの人類の振る舞いが曲がり角に来ていると思わざるを得ないということなのだろう。
一方で欧州のようにこの機に乗じて狡猾にふるまい時代の曲がり角で他を蹴落とそうとする意志がうごめいているようにも感じてしまう。
もっと吞気で心を許しあえる未来を描き続ける強い心が求められているように思えてならない。

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2023年5月18日 (木)

久し振りに阿蘇の火口を見て驚く

暫く泊の旅行に行っていないのでそろそろ阿蘇あたりにでも出かけるかと、南阿蘇の休暇村を電話予約してみた。阿蘇山が見えない部屋で良ければ空きがある、それにまだ全国旅行支援が使えるという、大盤振る舞いだ。一度始めるとなかなかやめられないものの様だ、それほど効果があったということでもあるのだろう。
福岡から南阿蘇に行くだけなら3時間も走れば着く、この時期は草千里から阿蘇山上と呼ばれるエリアのミヤマキリシマが見ごろのはずだ、ここらをゆっくり見るかと出かけた。高速はクルマが多目かなというくらいで阿蘇エリアに入るとクルマも少なく、こんなものかと草千里まで来ると、ちょっと驚く。駐車場はほぼ満車で空いているスペースをやっと見つけて一安心という有様だ、ここまで来て初めてずいぶんの混みようだ。昼食をとりながら見まわすとアジア系外国人が多いようだ、ツアーバスも次々に到着する。コロナ解禁円安バブルというのを目の当たりに見る思いがする。草千里を少し歩いてみた後阿蘇山上駐車場へ向かう、ミヤマキリシマは山上駐車場からが見やすかった記憶がある。以前よく利用していたロープウエー駅下の山上駐車場に着くと無料開放されていて何となくさびれている、とにかく車を置いてミヤマキリシマの群落に入ってみる、綺麗に咲いているが火山ガスのせいか花付きがよくない株が結構あって以前に見た圧倒的な光景でもない。それにしても上から下りてくる車が次々に来るのはどういうことだろうとみると、火口に向かって道が開かれていてさらに登っていく車ばかりだ、どうやら更に上に駐車場ができているようでせっかくだからと行ってみることにした。ゲートがあって料金の支払いかと思えば火山ガスが出ていて疾患のある人Asokako0516b はこれ以上登らないようにと注意があり引き返す道が用意してある。大丈夫ですとさらに登ると料金所があり800円払って火口部の駐車場まで上がる。火口からは盛んにガスが出ているが風向きが良くてこちら側には来ない。歩くとすAsokako0516a ぐに火口のへりに出る。ここまで上がったのは前回は60年位前のことだったように思う、それ以来何度か訪れたがロープウエーが動いていなかったり立ち入り禁止になっていたりでここまでこれなかった。ロープウエーは完全に撤去されていてその代わりにこの駐車場がAsokako0516c

整備されたように見える。とにかく行きやすくなっているのは事実だ。でもちょっとした驚きだ、簡単に火口の縁まで行け過ぎる。

久し振りに見る火口は昔 より横長に広がっている印象がある、活発にガスを出している様は昔よりやや危なくなってい る印象もある。爆発したらトーチカに逃げ込めばいいというものでもないだろう。

こんな活火山の火口をまじかで見れるスポットは世界的にも珍しい所の様な気がする、こんな活況は当分続きそうだ。そういえば魏志倭人伝にも阿蘇の記述があったような記憶がよみがえる、少なくも2000年前から東アジアの有名な火山であり続けたようだ。

この日は山を下りた後白川水源を巡ったりして、それでも早目に宿に入った。何度も訪れたところへののんびりした旅と思っていたが来てみるAsokako0516d と以前とは違った光景に次々に出くわす。旅はだから面白いのだろう。

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2023年5月 6日 (土)

手元にあった牧野富太郎の野外植物図譜を見たり

牧野富太郎の生涯が朝ドラ化されて毎朝のように見ているが、そういえば牧野富太郎著の植物図鑑があったはずと本棚を探したら出てきた。原色野外植物図譜 学生版 と表紙に書かれた古い本だ。50数年前に東京のどこかの古本屋で買った覚えがある。昭和10年11月30日発行 昭和16年6月15日再版発行 定価弐圓弐拾銭 と後ろにあり、牧野の著者印も無論ある。戦前の出版だ。野草の名前を書いた図鑑を古本屋で探したらスミレ16種から始まるこの本に出会って丁度いい本として買ったような気がする。戦前の本にしてはカラー版が豊富で、フーンと思った、戦前のカラー印刷というと着色した絵葉書くらいしか当時見たことがなく、色に誇張の無いきちんとしたカラー写真だったことに少し驚いた。700種位の身近にありそうな植物を小さい本で紹介している、今見ても役に立ちそうに思える。

自宅玄関の前に花の鉢をいくつか並べているが、結構雑草が出てくる。雑草という名の草はない、というのは牧野の言葉だが、昭和天皇もたびたび口にしていたようで、昭和天皇の言葉としても伝えられる、しかしこの地では雑草は厄介だ、雑草は雑草だと抜いては捨てていた。中に小さな花をつけたものがあり、抜かずに写真に撮ってネットで調べてみるとすぐ名前がわかった、最近は写真検索で結構よく当たる、ハキダメギクという植物だ。 説明はWikipediaに出ていてこれを読むと日本での発見者は牧野富太郎で世田谷の掃きだめで発見してハキダメギクと名付けたとある。ちょっとあんまりな名だ。英名はshaggy soldier(毛むくじゃらの兵士)といってこれもあまりいい名ではないがハキダメよりははるかにましだ。ハキダメでは如何にも雑草ですと言っているようでもある。
気になって牧野の野外植物図譜を調べてみるが載ってはいない、1920年代には発見していたはずだからこの本の出版時には間に合っている、雑草のような植物と小ばかにしていたのだろうか。牧野の姿がリアルに感じられて面白い。

それにしても牧野富太郎はマニアックな人だ。戦前という時代はこだわりの塊の人たちで動いていたのかもしれない、今はどんな時代なのだろうか。

添付写真は手元にある 原色野外植物図譜学生版 と 自宅の鉢で花をつけるハキダメギク。

Makinobook0506b Makinobook0506a Hakidmgsa20504aa

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2023年5月 2日 (火)

2023年4月の福岡市南区周辺の野鳥

夏鳥が現れ始め、遅れていたツバメもやっと姿を見せた。冬鳥の去り方もいつもと少し違うようで今年はヘラサギが戻りでも自宅近くの池に現れたりしている。アカハラのさえずりも久し振りに耳にした。めぐる季節はいつも違うと実感させられる。
手元のメモに残された記録は下記の通り:

2023.4.1 11:00 晴れ/もや 風力1-2 春日市春日公園の野鳥 シロハラ2、メジロ声、ヒヨドリ声、ダイサギ1、シジュウカラ声、コゲラ声、ヤマガラ声、ハシブトガラス

2023.4.2 9:30 晴れ 福岡市南区自宅前の野鳥  イソヒヨドリ声

2023.4.2 14:40 晴れ 風力2-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:チュウダイサギ1、アオサギ1、  新市楽池:ハシボソガラス1、メジロ声、アオサギ1、 鹿助池:ドバト12、バン1、シジュウカラ声、ウグイスさえずり1、

2023.4.3 14:30 晴れ 風力1-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:チュウダイサギ1、ウグイス声1、ツバメ疑1、  新市楽池:ハシボソガラス2、バン1、アオサギ1、スズメ3-4、メジロ1、 鹿助池:イカル1、マガモ2♂♀、バン1、ドバト6、ハシボソガラス1、シジュウカラ1、

2023.4.6 10:10 小雨 風力0-1  8Cu/Sc010 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ2、マガモ♂2、オオバン2、ヒヨドリ5、アカハラ(さえずり)1、スズメ10、バン1、ドバト20、カラス2+、ホシハジロ♀3、  

2023.4.8 15:00 晴れ 風力1-3 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:チュウダイサギ1、コガモ2♂♀、  新市楽池:メジロ1-2,スズメ2-3、バン1、シジュウカラ1-2、アオサギ1 鹿助池:スズメ

2023.4.9 16:30 晴れ 風力1-3 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:シロハラ1、メジロ2-3、ムクドリ5、カワセミ1、コゲラ1、シジュウカラ1  新市楽池:バン1、カワウ1、アオサギ1、ハシブトガラス1、 鹿助池:カワセミ1、バン1、ツバメ3、ハシボソガラス3

2023.4.10 16:50 晴れ 風力1-2 4Ac100   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:シロハラ3-4、キジバト1、アトリ約40、メジロ3-4、  新市楽池:アオサギ1、バン1、スズメ1-2、

2023.4.12 16:20 晴れ 風力1-2   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:-、  新市楽池:アオサギ1、バン2、ハシボソガラス2、メジロ1-2

2023.4.13 10:10 晴れ 風力1-3 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ1、ホシハジロ♀3、スズメ3+、バン1、ドバト約8、メジロ1、ハシブトカラス1+

2023.4.15 14:00 曇り・小雨 風力0-1  8Cu010 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:カワラヒワ3、アオサギ2、コサギ2、メジロ1、コエラ2、ムクドリ1、ドバト2、スズメ3-5 新市楽池:ハシボソガラス2、バン1

2023.4.18 16:00 晴れ・薄曇り 風力1-3+  6Ci/Ac100 福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:キジバト2、ドバト10+、マガモ2♂♀、アオサギ1、スズメ多

2023.4.20 8:30 晴れ 風力1-2   福岡市中央区植物園周辺の野鳥   キビタキ声多数、コルリ1、シジュウカラ3-5、クロツグミ声疑、アカハラ1+、オオアカハラ1 
      9:40 晴れ 風力1-2   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ1、バン1、ハシボソカラス1、マガモ♂2、ホシハジロ♀1、ドバト18、スズメ2-3、アオサギ1、(ヒヨドリおらず)(ツマグロヒョウモン)

2023.4.21 13:20 曇り 風力2-3  8Cu/St020  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ルリビタキ♀1、ドバト4、マガモ2♂♀、ハシボソガラス1、カワラヒワ2、ムクドリ2 新市楽池:バン1+1疑、 鹿助池:ヒヨドリ1-2、スズメ6-8、アオサギ1、ドバト11、キジバト1

2023.4.23 13:00 晴れ 風力1-3 2Ac/Ci100   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ドバト2、キジバト1、ツバメ1、スズメ 新市楽池:カワウ1、バン2 鹿助池:アオサギ1、ドバト8、バン声1姿1、スズメ2、ハシブトガラス1、ムクドリ2、ヒヨドリ声1-2、セキレイ声1

2023.4.24 11:00 曇り 風力1-2 8Cu/Sc020  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:マガモ2♂♀、ホオジロ疑1、ホオジロハクセキレイ1(♂)、ハクセキレイ1(♀)、シロハラ1、スズメ3-5、 新市楽池:バン声 鹿助池:カワラヒワ2、スズメ4、ツバメ1、ハクセキレイ1、バン1雛声1、ドバト6、アオサギ1、

2023.4.26 13:00 晴れ 風力2-3   福岡市南区油山市民の森の野鳥(一部工事中)  イカル(姿、さえずり)7+、シジュウカラ2-3、キビタキ(姿、さえずり)5+、エナガ12、ヤマガラ1、オオルリ(さえずり)1、ヤブサメ(サエズリ)1、メジロ多数、ウグイス(さえずり)1、ソウシチョウさえずり疑1-3、

2023.4.27 8:25 晴れ 風力2-3   福岡市中央区植物園周辺の野鳥   エナガ、スズメ、シジュウカラ、キビタキ声疑、ツバメ
       9:25 晴れ 風力2  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 バン親1+雛7位、マガモ4♂♀、アオサギ1、ホシハジロ♀1、ドバト16、スズメ5位、カワウ1

2023.4.28 9:15 晴れ 風力1-3   福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:シジュウカラ1、スズメ、ヘラサギ1、カワウ1、アオサギ1、マガモ♂1、バン  新市楽池:マガモ♀1+雛1、バン1、 中公園:ー

2023.4.30 15:45 晴れ 風力1-2   福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:アオサギ1、スズメ  新市楽池:バン2、スズメ1 鹿助池:マガモ2♂♀、ハクセキレイ1、スズメ、バン1+声1、ドバト10位、

Cyudaisagi0403a1  Kogamo0407aba1 Tubame0409c1a1 Atori0410a Ban0413a1a1Ooakahara0420aaa1Ruribimesu0421ba2Hoojirohkskrei0423aa1Kibitaki0426aae1Herasagi0428aa1Banoyako0427ba1Magamohina0428j1a1

写真は上左から 、チュウダイサギ(4/3中公園)、コガモ(4/7中公園)、ツバメ(4/9鹿助池)、アトリ(4/10中公園)、バン(4/13西ノ堤池)、オオアカハラ(4/20植物園周辺)、ルリビタキ♀(4/21中公園)、ホオジロハクセキレイ(4/23中公園)、キビタキ(4/26油山市民の森)、ヘラサギ(4/28鹿助池)、バン親子(4/27西ノ堤池)、マガモ親子(4/28新市楽池)

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2023年4月30日 (日)

雨の連休初日はサクソフォーンのコンサートで

連休が始まったがあまり浮き浮きした気分にはもうなれない。予想通り雨となったのもある。そうはいっても、29日にある九響とサキソフォンの須川展也が共演するというコンサートがちょっと気になってチケットを買っておいたのでとにかく街へ出かけた、天神のFFGホールだ。須川展也の名はどこかで聞いたような位だったKyukyosax230429a が前回の九響コンサートでもらったビラで日本のクラッシク界ではナンバー1のサキソフォンプレーヤーとあったのが引っかかった、自分自身昔福岡にいた頃ブラスバンドでテナーサックスを吹いていたということもある。雨だからクルマにしたいところだが連休初日の雨とあってめぼしい駐車場はどれもネットで満表示が次々に出てくる。公演が終わるのは17時頃でその頃が雨のピークと予想していたがどうしようもない、あきらめてバスにする。天神で降りて直ぐ近くの地下街入り口から地下に入る。雨に風も加わってバス待ちや地下に入るまでの少しの間にも小ぶりの折りたたみ傘では結構濡れてしまう。しるしい。
地下街を抜けるがFFGホールには地下街からそのままは行けない。一旦地上へ出てまた傘をさして地下へ降りる。
開演40分前位に着いたがもう人が続々来ている。席は前のブロックの最後列で悪くはない、傾斜もあって舞台に近い感じでよく見える。壁が面白い。
オーケストラは40数人で小ぶりだ。ビラに室内オーケストラと書いてあったのはこういうことか。第2バイオリンが少ないかなとの感じがする。ラベルのクープランの墓から始まる。こんな曲だったっけとの思いで聴くが綺麗な曲だ。サキソフォンの須川 展也の登場は次の真島俊夫の曲「シーガル」からだ。白っぽいシャツに赤い還暦記念アルトサックス(ヤマハ)を携えて現れ、演奏。歌うように柔らかな音、クラシックともいえないような雰囲気だが豊かな音楽がある。この後指揮者太田 弦と須川 展也による解説トークを挟む、須川 先生!との間柄と弦。 次は挾間美帆のサクソフォン・ソナタ 第1番「秘色(ひそく)の王国」。今回の管弦楽版は[世界初演]!でこれが今日の目玉の様だ。これも須川 の委嘱で作られた曲という。始まりは、何だ現代音楽か、という調子だがすぐにジャズっぽくなっていい感じとなる、いい曲だ。特に3楽章がダイナミックだ。オーケストラとサキソフォーンのせめぎあいが白熱する。切れ味がいい。アンコールにはアルルの女よりサクソフォンソロ。やわらかい、優しい、豊か、いかにもクラシックのサキソフォンだ。休憩後はビゼーの交響曲 ハ長調、(サキソフォンは無し)。ビゼー17歳の作品との説明がある。曲を聴く。若い、それに尽きる。若さの勢い、単純さ、未来へ向かう、そんなものが端々に感じられる。しかし面白い曲だ。
知らない曲ばかりを聴いた、しかし今日のような曲が九響には向いているのではないか、響きがいい、歯切れがいい、そんなことをふと思ってしまった。
帰りは予想通り厳しい雨となる。隣のビル地下の食堂街で夕食しバス停のある大丸前まで地下街を歩く、人出が多い、この街らしい若さがある。バス待ちは長くはないが激しい雨で屋根はあってもまた濡れる。

こんな風にして連休初日は過ぎて行った。こんな日々が続くならそれも面白い。

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2023年4月27日 (木)

突然スマホが変調して民主主義の崩れていく様を感じる

突然スマホのスグ電が機能しなくなり更に電話に出るのが随分と出にくくなり、こわれたかとドコモショップに相談に行った。あれこれやりとりして結局こんなもんだというような回答でもう少し使ってみてくださいとあり、ちっとも改善されない。もう一か月半になる。かかってきた電話がまともにすぐには出られない状態が続いた。ところが今日になってまた突然に電話がすぐ受けられるようになってスグ電機能も一応回復した。自分で何をしたということもないので恐らくドコモ側がソフトのどこかをいじったのが波及したのではないかと想像している。使っているスマホは富士通のF-05Jという機種だ。2018年から使っているのでもはや古いと言われればそうだがそうポンポン買い替えねばならないとしたらそれも問題のようにも思う、生活の基本インフラになりつつあるスマホだ。更にはアップルとグーグルという2つの私企業にスマホのOS全てが握られているというのも異様といえば異様な世界だ、民主主義のかけらもない。とても優しいといえる仕組みではないしそれを変えようとするでもない社会を我々は選びつつあるような気がしてくる。


ウクライナにしろこんなことにしろ、民主主義の壊れていく様を眼前に眺めることができる貴重な時代に我々は生きているのかもしれない、じっくり眺めねば。

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2023年4月23日 (日)

武蔵寺の藤に漂う歴史を感じる

今年は花が早くてもうあちこちで藤が見ごろというので、自宅から近い藤の名所に訪れてみた、武蔵寺という天拝山の登り口にあるお寺だ。ぶぞうじと読むこの寺の名前の由緒は天台宗の寺ではあるが東国武蔵國から来た日蓮宗の僧が寺を再興して名付けたとの説が江戸時代の筑前国続風土記に紹介されている様だ、古くからの名刹の名前をそう簡単に変えるものなのかどうにもしっくりこない、一時期廃寺状態だったものを鎌倉時代に全く別の寺の形で再興したのかとも推察される。そもそもの創建は7世紀後半、藤原虎麿というこの地の豪族がツバキの木で薬師如来を彫って本尊としたのが始まりとされるようだ(紙本著色武蔵寺縁起(福岡県指定有形文化財))。名物となっている藤は藤原虎麿が亡くなる前に植えた藤が現在に至ったということの様だが、樹齢1300年以上ということなのか、或いは飛梅のようにひこばえを育てて継いでいったものなのか、はたまた今あるのは別の藤なのか、これもよくはわからない。九州最古の仏跡とのふれこみもあるが近くの観世音寺や戒壇院の方が古そうでもあり、そこらあたりの関係もよくわからない。藤原虎麿の系譜や位置づけがはっきりしないこともあって、ぼやけた古代のイメージがあたりに漂う。邪馬台国もそうだが九州の古代はこのぼやけたところが本当はこっちかもしれないと、かえって真実味があって面白くもある。
ともかく藤だ。1mを超えるような長い藤の花という紹介もネットにあるが訪れてみると普通の藤の感じでとりわけ長さを強調するほどでもない。足利フラワーパークのような驚くばかりの藤では全くないが、長い時を経て引き継がれてきた歴史が護られている、という事実の重みだけで十分の様な気がする。いい藤だ。

天気のいい爽やかな日はこんなのどかな散策そのものが楽しい。
写真は 武蔵寺の藤、武蔵寺入り口、藤原虎麿の像(天拝山公園)

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2023年4月19日 (水)

The 4 Players Tokyoのランチタイムコンサートが良くて

このところ続けてクラシックのコンサートに出かけている。今度はアクロスのランチタイムコンサートだ。12時から1時間と少し位のコンサートで1000円と随分行きやすいチケットなので結構利用している、メンバーは実力のある奏者が登場して、決しておまけのコンサートではない、おそらく県の補助なんかが出ているのだろうと想像している。今回は The 4 Players Tokyo という弦楽四重奏団だ。 弦楽四重奏そのもののコンサートも生では初めて聴く。
曲はヤナーチェクの弦楽四重奏曲1番、和田薫の弦楽四重奏のための3つの断章、プロコフィエフの弦楽四重奏曲2番 の3曲で 初めにこのグループをプロデュースする指揮者の藤岡幸夫からグループや演奏曲の解説があって入りやすい。BSテレ東土曜朝8時半の番組エンターザミュージックから生まれたグループのようだ。Lanchtime0418a
はじめてお目にかかる曲ばかりで、特に2曲目はアクロスが作曲者に委嘱して今日ここが初演となる作品という、作曲者も来ていて客席で聞いている、すぐ近くの席だ。初演に立ち会うというのも初めての経験だ。
ランチタイムコンサートいうので気楽に出かけてきたがこれはちょっとした聴き物の様だ。
最初の曲は副題が「クロイツェルソナタ」でトルストイの短編「クロイツェルソナタ」に沿って作られているという、ストーリーのある曲の展開だ。チェロとバイオリンの掛け合いがあって会話のようだったり、鋭い展開があって終りがドラマチックになるかと思えばふんわりと終結になる、とか、つくりが面白い感じの曲だ。演奏は、一つ一つの楽器の重みが弦楽合奏よりも遥かに重く、ソロの4重の重なりという感じで一音一音が鮮やかに響く、聴き入ってしまう。こういうことだったのか弦楽四重奏とはと思いを新たにした。これは機会があればなるべく生を聞くようにした方がよいようだ。
次のこれが初演という弦楽四重奏曲は、説明にもあった通り和を思わせる音で、聴いていると琴の六段をどこか思い出してしまう。幼いころ住んでいたのは藤井凡大さんのご両親の家の隣で琴の音や三味線の音が日常に漂っていた、それを思い出していた。音楽を聴くというのは頗る個人的なことかもしれない。
最後のプロコフィエフの2番は、今から思い返すと、激しい曲想が続き体力的によく演奏できるな、さすがプロだと感心しながら聴いていたのは覚えているがさてどんな曲だったかと思ってしまった。こんな時にはyoutubeで探せばこの曲の演奏がどこかにあるのではと、Sergei Prokofiev - String Quartet No. 2 で検索してみる、いくつかヒットするが“Kabardinian”という副題のついたPavel Haas Quartet(チェコ)の演奏のを見てみて驚いた。映像は曲に合わせて楽譜が次々に送られていくのだが、その楽譜を見て実際の生きた音を奏でることがこんなことなのかと思ってしまった、とてもできないというかそんな風に楽譜から読めない、本当にプロの世界だ。
今回の演奏はCD化されないのだろうか、印象深い他では聞けない曲の素晴らしい演奏で、このまま無限の空間に音が飛び去ってしまうだけというのはいかにも惜しい。
それにしても、このThe 4 Players Tokyoというグループはいい、力量というより音楽そのものがいい、素直にそう思う。次はいつその演奏に触れられるだろうか。

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2023年4月16日 (日)

九響の定期公演でオネゲルの3番とベートーベンの3番を聴く

春本番でどこかへ出かけたくなるが、何か疲れていたり寝不足の様な感じがあったりでこのところ遠出はしないままに過ごしている。
3日前に、以前買っておいた九州交響楽団の定期公演の切符があってアクロスまで聴きに行った。このくらいが出かけるにはちょうどいい感じだ。夜の公演で早めの食事を街でとる。クルマがすいていて思いのほか早く着いたので食事してもまだ時間余りぶらぶらとあたりを歩いて時間をつぶす、まだ明るい。天神をぶらぶらするのもこんなKyuukyou3ban0416a 時くらいだ。
19時開演、よく入っている。最初はオネゲルの交響曲3番だ、聞いたことがない曲だ、第2次大戦直後に発表された比較的新しい曲だという。渦を巻くような弦の響きがあり、いかにも新しい。ストーリーが展開していくような曲のつくりを感じる、ただ、戦争の影響だろうか、楽しいという曲想が流れるところはどこにもない、心は休まらない、そんな曲だ、しかしトータルの印象はネガティブというようでもない、なかなかの曲だ。演奏もいい。
次のベートーベン英雄は有名な曲だがフレーズを思い出さないなと思っていて、始まるとああこれだったかとすぐに思い出す。きちんとしたつくりだ。ベートーベンらしく次々とメロディを繰り出してくる。若いころはベートーヴェンというと、手あかのついたような漠然とした印象を持ったこともあったが、歳を経てくるとさすがベートーヴェンと思う場面がやたらとある、よく描いている。聴いているとナポレオンが直にいた時代のその空気が乗って伝わってくるような気がしてくる、音楽の力というべきか。
なかなかのコンサートだった。
途中の休憩のところで去年の10月ここで演じられたマーラーの「復活」をCD化したものが売られていてこれこれと買っておいた、こういうサービスはもっとやるべきだ。帰って聞くとあの長いがするすると過ぎて行ったその時の雰囲気がよみがえってくる。惜しむらくは会場の拍手などは全て切られていて臨場感は伝わってこない、スタジオ録音のように思ってしまう。これも追って改められていくだろう、とにかく先へ進んでほしい。

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2023年4月11日 (火)

チャットGPTで遊んでみる

このところ対話型AIのチャットGPTという文字をよく見かけるようになった。これは一度使ってみるかとネットで少し調べてみると特別なアプリをダウンロードする必要がないことが分かって、早速chatGPT  https://chat.openai.com

にアクセスして遊んでみた。何を聞いてもとりあえず回答が来るところが面白くて暇つぶしには随分といいような気がする。ただ、おかしな回答をすることがあり、それを指摘すると回答が間違っていましたと素直に謝るところが面白い。単純なAIではないような気がする、本当に人とやり取りしているような気がしてくるが、あるところまで来ると私は何者かを説明して、人ではないという。
例えば あなたは無能だ と投げかけるとこんな調子だ。
 
「 私はコンピュータープログラムであり、無能かどうかの概念はありません。私は人工知能を利用した自然言語処理システムであり、私が提供する情報や回答は私が学習したデータとアルゴリズムに基づいています。もし不十分な回答を提供してしまった場合は、適切な情報を提供できるように学習を続け、改善していくように設計されています。」

自己正当化が少々鼻につく。

また間違った質問をしても質問が正だとして答えてしまう
例えば 今年のWBCでアメリカが優勝した理由は? と問うと

「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でアメリカが今年優勝できた理由は、いくつか考えられます。

まず、アメリカが選んだ選手たちが非常に優秀で、様々なプロ野球リーグで活躍している選手たちが集まっていたことが挙げられます。特に、大リーグで活躍する選手たちが多数参加しており、そのレベルの高さが優勝につながったと言えます。

また、アメリカのチームは、経験豊富な監督やコーチ陣が指導しており、戦術や戦略に磨きがかかっていたと考えられます。さらに、チームの連帯感や協調性も高く、一体感を持ってプレーすることができたという点も、優勝につながった要因の一つでしょう。

最後に、アメリカのチームは、他のチームと比較しても非常に粘り強く、試合の終盤に逆転勝利を果たすなど、勝利に向けて最後まで諦めない姿勢が見られました。このような強い精神力も、優勝につながった要因の一つと言えます。」

おかしいと問うと

「申し訳ありません、私の先行きの知識に基づいて回答を提供したため、誤った情報を提供してしまいました。おっしゃる通り、2021年現在、WBCでアメリカが優勝していないことを確認しました。」

更に あなたの知識は2021年までのものということか? と問うと

「はい、私の知識のカットオフは2021年で、その時点までの情報しか保持していません。現在の情報については学習する必要があります。ただし、私は常に更新されており、新しい情報を継続的に学習しています。」

とくる。それではプーチンのロシアがウクライナに攻め込んだことは知らないのですね?と更に問うと

「はい、私はその情報を持っています。2022年2月24日に、ロシアがウクライナに侵攻したことは私の知識に含まれています。私が以前に誤った情報を提供したことを謝罪し、今後はより正確な回答を提供するように努めます。」

そうはいっても今年のアカデミー賞の作品賞は?と問うと

「私は2023年4月11日現在の情報しか持っていないため、今年のアカデミー賞の受賞作品についてはお答えできません。今年のアカデミー賞授賞式はまだ行われておらず、授賞式が行われた後に受賞作品が発表されるため、授賞式が行われるまでお待ちいただく必要があります。授賞式は通常2月下旬から3月上旬にかけて行われることが多いので、詳細については公式サイトなどで確認してください。」

とトンチンカンな答えしか返らず、その答えはおかしいと何度も問い詰めていくとついには

「申し訳ありません、私の回答が混乱を招いてしまい、ご迷惑をおかけしました。2023年3月上旬にアカデミー賞授賞式が実施されたことは承知しており、私の前回の回答は間違っていました。私は常に最新の情報を学習しており、日々新しい情報を取り込んでいますが、たまに情報を誤解することがあります。再度、申し訳ありませんでした。2023年3月上旬に開催されたアカデミー賞の作品賞は「The Power of the Dog」が受賞しました。」

と、正しい答えを語るようになった、と思ったがこれは2022年の作品賞だ、やはり違っている。言い訳を堂々と言うあたりは恐ろしくアメリカ的と思えてしまう。情報の入手元、文献なら出典を明らかにせず答えるのはどうしても回答の信頼性を疑ってしまう、そこらあたりがツールとしての大きな欠陥なのだろう。それにしてもこんなのがあると時間はどんどん過ぎて行く、時を吸い取られているのかもしれない。

 やりとりを続けていると妙な時代に入りつつあるような予感がしてくる。高級な詐欺師の弁舌はこうなのかもしれない。あまり楽しい未来はここからは見えないような気がしている。

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2023年4月 5日 (水)

2023年3月の福岡市南区周辺の野鳥

冬鳥は去っていくがまだ夏鳥は少ない。ツバメは随分遅れている、3月中はこの辺りではまだはっきり確認できなかった。温暖化も生物の対応は様々だ、鳥は今回の温暖化も騒がずにうまくすり抜けることだろう。
手元のメモに残された記録は下記の通り:

2023.3.2 9:50 晴れ 風力2-3   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 オオバン5、ドバト25、ハシビロガモ2♂♀、マガモ6♂♀、ホシハジロ3♂1♀2、キンクロハジロ♂1、ヒヨドリ3+、バン1-2、メジロ2、カワウ1、ムクドリ1

2023.3.3 11:00 晴れ 風力0-2 福岡市中央区植物園周辺の野鳥   シロハラ1、ヒヨドリ5+、シジュウカラ3+、ハクセキレイ1、ヤマガラ声、アオバト声、スズめ、ハシブト/ボソガラス、コゲラ2+、  新市楽池:バン1、 鹿助池:アオサギ1、コサギ1、バン2、ジョウビタキ♂1♀1、ヒヨドリ3+、ドバト5、ウグイス3、

2023.3.4 13:00 曇り 風力0-1  8Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:ドバト4、ヒヨドリ8、ジョウビタキ♂1、ハクセキレイ2、ハシブトガラス1、モズ声疑1、  新市楽池:マガモ1♂、 間:メジロ1

2023.3.7 14:00 晴れ/薄曇り 風力0-1 もや 1Cu050 福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:モズ1、ヒヨドリ6-8、チュウダイサギ1、コサギ1、    新市楽池:アオサギ1、コサギ1、ハシブトガラス1、ドバト1 鹿助池:マガモ16♂12♀4、アオサギ1、カワセミ1、バン1、ウグイス声1、ハクセキレイ1、ツグミ1

2023.3.8 13:00 晴れ 風力0-1 もや 1Ci300 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ10+、ハシブトガラス1、ハクセキレイ1、チュウダイサギ1、シロハラ1、シジュウカラ2、メジロ4、コゲラ2、エナガ1、(キチョウ1)  新市楽池:ハクセキレイ1、 鹿助池:マガモ5♂3♀2、アオサギ1、ドバト20+、シジュウカラ2、(キチョウ1)

2023.3.9 10:00 薄曇り 風力0-1   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ2、マガモ8♂♀、ホシハジロ2♂♀、オオバン4、バン3、ドバト22+、スズメ12+、ヒヨドリ   

2023.3.10 14:15 晴れ 風力0-1   福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:ヒヨドリ15、ハクセキレイ声、ダイサギ1、カワセミ1  新市楽池:- 鹿助池:ドバト25,アオサギ1、マガモ4♂3♀1、ハクセキレイ1、シジュウカラ声1  

2023.3.11 15:30 曇り 風力0-1  8Sc/St030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:シロハラ1、カワセミ1、ヒヨドリ3-4、  新市楽池:ダイサギ1、マガモ2♂♀、ハシボソガラス1、

2023.3.12 12:30 曇り 風力1-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ハクセキレイ2♂♀、  新市楽池:- 鹿助池:カワセミ1、アオサギ1、マガモ4♂3♀1、バン1+声1、  ドバト

2023.3.13 14:00 晴れ 風力1-3   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ジョウビタキ2♂♀、シジュウカラ1+、エナガ9、コゲラ1、ヒヨドリ3+、ダイサギ1+、カワセミ1、シロハラ疑1、メジロ4+ 新市楽池:ハシブトガラス1、ハクセキレイ2、 鹿助池:マガモ5♂3♀2、バン1、アオサギ1、ヒヨドリ2-3、ドバト12+、ツグミ1、シロハラ疑1 

2023.3.14 11:00 晴れ 風力0-1   福岡市中央区大濠公園周辺の野鳥 ヒレンジャク約10、イカル3-4、シメ2-3、ヒヨドリ(多)、メジロ5+、ツグミ1、ユリカモメ(多)、オオバン(多)、ヒドリガモ(多)、マガモ(多)、カワウ15,トビ2、キンクロハジロ約50、ホシハジロ♀1、ハシビロガモ2♂♀、オカヨシガモ2+、スズメ(多)、アオサギ1+、ダイサギ1

2023.3.15 10:00 晴れ 風力1-3  4Sc/Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ミヤマホオジロ2+、シロハラ1、ヒヨドリ、メジロ3+、エナガ3+  新市楽池:マガモ2♂♀、ハクセキレイ2、ハシブトガラス2、 鹿助池:ダイサギ1、コゲラ2、アオサギ1、バン3、ドバト~10、、ヒヨドリ2-3、ジョウビタキ♂1

2023.3.16 9:40 曇り 風力1-2   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ1、マガモ4♂♀、ホシハジロ♀4、オオバン4、バン3、キンクロハジロ2、ジョウビタキ♂1、ドバト、スズメ、ヒヨドリ   

2023.3.17 12:30 曇り 風力0-1  8Cu/Sc040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ハクセキレイ1、ムクドリ4、モズ1、ダイサギ1、ヒヨドリ声、ドバト7、シロハラ疑1、 新市楽池:マガモ2♂♀、バン1、 鹿助池:バン2、モズ1、シロハラ1、ツグミ1、ドバト8、マガモ♂1
 
2023.3.18 14:00 晴れ 風力1-3  4Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ジョウビタキ♂1、ヒヨドリ3-5、カワセミ1、ダイサギ2飛去、 新市楽池:マガモ2♂♀、 鹿助池:バン3、ジョウビタキ♂1+、アオサギ1、ヒヨドリ3-5、ドバト15、

2023.3.19 11:00 晴れ 風力0-1   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ1、バン2、ジョウビタキ♂1、ホシハジロ♀4、マガモ5♂3♀2、オオバン4、ドバト約10、スズメ約5、 
  
2023.3.20 11:00 晴れ 福岡市中央区大濠公園の野鳥 オオバン、ホシハジロ120+、マガモ15+、ヒドリガモ20+、アオサギ5+、カワウ10+、キンクロハジロ30+、ユリカモメ10+、コゲラ1、メジロ3、ハシブトガラス4+、スズメ5+、トビ3、ハクセキレイ1+

2023.3.22 14:00 曇り 風力0-1   福岡市南区油山市民の森の野鳥(工事中)  ヤマガラ声1-2

2023.3.23 13:00 曇り 風力0-1  7Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ5+、 新市楽池:マガモ2♂♀、バン2

2023.3.24 12:50 曇り 風力0-1  8Cu020 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ダイサギ1、アオサギ1、ヒヨドリ2-3、ムクドリ2、ハクセキレイ2、ドバト6  新市楽池:マガモ2♂♀、バン1、シジュウカラ2-3、メジロ1+ 鹿助池:マガモ13♂8♀5、カワセミ1、ツグミ2、ドバト約20、ヒヨドリ3+、

2023.3.26 13:30 曇り時々小雨 風力0-1   福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:-  新市楽池:ダイサギ1、アオサギ1、バン2、マガモ♂1、シジュウカラ疑声1

2023.3.28 13:40 晴れ 風力1-3   福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:チュウダイサギ1、シロハラ1  新市楽池:アオサギ1、マガモ♂1、バン1、間:スズメ3 鹿助池:バン2、ヒヨドリ声、ドバト8、シジュウカラ1-2、

2023.3.30 9:50 曇り 風力0-1   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ホシハジロ♀4、マガモ3♂2♀1、オオバン1、バン1、アオサギ1、ドバト20+、カワウ1、イソヒヨドリ♂1、シジュウカラ2、スズメ2、   
2023.3.31 14:00 晴れ 風力0-1 福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:バン2、ヒヨドリ1、ドバト12、スズメ、  新市楽池:ハクセキレイ声1、  中公園:チュウダイサギ1、アオサギ1、ハシブトガラス1、ウグイス地鳴き1

01hasibirogm0302a 02hiyodr0306a 03kawasemi0307aa 04jyobitkfm0308aa 05kasagi0312ai1a 06hirenjyaku0314g 07miyamahojr0315faa41 08oobanmagamo0316a 09mozuo317a 10suzume0319b 11yurikmme0320a 12isohiyodr0330b1ab11


写真は上左から 、ハシビロガモ(3/2西ノ堤池)、ヒヨドリ(3/6ハツミヨザクラ)、カワセミ(3/7鹿助池)、ジョウビタキ♀(3/8中公園)、カササギ(3/12鹿助池)、ヒレンジャク(3/14大濠公園周辺)、ミヤマホオジロ(3/15中公園)、オオバン-マガモ(3/16西ノ堤池)、モズ(3/17中公園)、スズメ(3/19西ノ堤池)、ユリカモメ(3/20大濠公園)、イソヒヨドリ(3/30西ノ堤池)

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2023年3月31日 (金)

カメラが壊れる

近頃あれっと思ったことの一つにカメラが壊れるということがあった。8年くらい使っている30倍望遠のコンパクトカメラが動かなくなった。(添付写真)。予兆は少しはあったのだがまあ普通に使えていたものが半月ほど前、ズームするとピントが合わないことが多発し始めあれよあれよという間にスイッチを切ると レンズ異Camera0331ab 常を検出しました、スイッチを入れる時にも レンズ異常を検出しました と表示されて立ち上がりすらほぼできない状態になってしまった。キャノンPowerShotSX700というカメラだ。4年位前に似たような症状が出て福岡市にあるキャノンのサービスセンターに持ち込んで修理してもらったことがある。またかという感じでサービスセンターに持ち込もうとネットでチェックしていたらこのカメラの修理対応期間は2020年3月末までで修理は受け付けていない、という文字に行き当たった。部品をもうキープしていないということの様だ。要するに修理はできないということになる。買い替えるほかない。新品はとネットでみると現行モデルはSX720で5万円+位が実売価格の様だ。ちょっとキツイかと思ってしまう。野鳥の撮影にも使える望遠が便利でお手軽外出の時には重宝していた、無いというのはつらい。それではとヤフオクであたる。ヤフオクはあまり使わないが、最近やはり手持ちの一眼レフK-5でメインに使っていた200mm望遠ズームが動かなくなって、ヤフオクで探して2つ目にいい品物に当たったことがあり、オークションの品の説明文をよく読めばこれはいいのではないかというのはわかるような気がしていた。美品とあればいいもののようだ。わりに新しいSX620というのが出ているのを見つけていいかもしれないと入札して対応していたが期限ぎりぎりで出品者が安すぎると思ったかオークションを強制終了してしまうという事態に直面した。こんなことがあるのかと驚いたが、もう一つSX700の良さそうな出品も見つけてちょっと古いが美品であまり使っていないとあり良さそうな感触で入札した。思ったよりも高くはなったが競り合って13000円くらいで落札した。数日後に送られてきてみるとこれは当たりだった。これまで使っていたものと全く同じ型式だが、使った形跡があまり感じられなくて新品同様のようではある、どこかの店に残っていた売れ残りなのだろうかとも思ってしまう。
ともかく気楽なカメラ生活が再開して一件落着だ。
何やらまた一つ勉強した気もする。面白い時代だとも思い始めている。

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