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2006年2月27日 (月)

休みで雨

Wy1_1  休みで雨に降り込められたので、気晴らしに美術館に出かけていった。栃木出身の日本画家の渡辺安友の展示があっていて、大作がいろいろ出してあったが、スケッチが素晴らしい。矢立の墨に着色で、それだけで作品になっている。とてもまねできない。形も正確、芸術的という以前に、やはりすごい、と思ってしまう。
帰ろうと思ってハイビジョンシアターの部屋をのぞいたら、何か講演会の様なようなものがあっていて座って暫く聞いてみる。なんと視覚障害の人たちに美術館鑑賞を楽しんでもらうグループの話だった、そんなことができるのか、と思って聞いてしまう。そういえば美術館って静かすぎる、目が見える人でも、もっとしゃべりながら自分にはこうみえる、と言いあってみた方が楽しい。目が本当は見えてないのかもしれない。
何をやっているかも知らずに行ってみた美術館だったが、少し新しい世界に触れた思いがあり、新鮮な感覚がした。

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2006年2月22日 (水)

因果のつながり

M51 しばらく宇宙開発の一端に少し関わっていたことがあって、ロケットの打ち上げは気になるが、うまくいきだすと続く。ちょうどバブルがはじけて日本経済がおかしくなった時に失敗が相次ぎ、やっとデフレから抜け出るというときに成功が続くというのは暗示的だ。きっと長い長い因果のつながりがあるに違いない。

一応宇宙からは足を洗ったのだが、この間も日経ビジネスを見ていたら昔仕事でなじみの髭の顔が大きく飛び出してきて、ついガンバレといってしまう、ここらもつながりから抜けきれない。

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2006年2月20日 (月)

オジロワシ

Dsc03511 五十里湖にオジロワシが来ているということで、先週の土曜日にでかけていった。
湖岸の、ここらに違いないと思うところにそばやがあって、確か新聞で見たそばやさんだ、と気がついて、ちょうど昼だし、そばにした。これが旨かった。今市の手打ちそば屋よりだいぶ旨い。店の人にオジロワシのことをきいてみると詳しく教えてくれた。かなりのアップの写真も置いてあった。ここ2-3日は来ていない、とのことなのだが、そば屋の中や駐車場からしばらくあたりを眺めていた。来ない。湯西川のほうから飛んでくる、ということでもあるし湖をぐるりと回って湯西川から流れ込む川のあたりにまで行ってまたしばらく眺める。ヤマガラやらエナガやらいろいろ出てくるがオジロワシは出ない。何か出たとの声あり、振り返ると山かげに入ってしまってわからない、もしやと思い、場所を変えて色々見てみるがよくわからない、トビかな。出そうで出ない、でも眺めている、こんな風に時間が流れていくのが心地良い。

添付は五十里湖の湯西川からの川(左手の橋)との合流点付近の風景。

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2006年2月17日 (金)

積もるパソコン

Sotec2 Discのどこかに傷が入り動作が怪しくなっていた7年くらい使ったSotecパソコンがついに立ち上がらなくなった。

壊れた、と思ってDELのノートパソコンを新たにwebから発注して、一安心してから色々再立ち上げを試していたら、動き出した。Scan discに一晩かけたりしていると だんだん作動しだし、以前はどうしても完了できなかったDiscの最適化にも成功、discの傷を避けて動かせるようになって却って調子がよくなった。気長に時間をたっぷりかけると何故か動き出すようだ。Windows98seでしか動かないスキャナーやインターフェイスもあり、今後も頑張って動いて欲しいが、CDROMも読めなくなっているし、もう限界の感じ。いつかは廃棄しなくてはいけない、でもパソコンに吸い取られた時間と努力が結実したソフト, dataは整理しきれなくて、なかなか思い切れない。こんな感じで捨てられなくなっているパソコンが世の中に積もってきているに違いない、重い。

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2006年2月14日 (火)

春が

Roubi 春がもうその曲がり角の向こうに見えてきた
上河内にある羽黒山のロウバイも、本当に蝋のつくりもののような花を付け
薫るような春が、もう、そこまで

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2006年2月12日 (日)

野鳥の録音

Ooruri2 野鳥の声の録音を少しやっているけれども、色々教えられることが多い。とにかく録音すること、と思っているが、やはり少しでも高性能の機材も大事だと最近改めて感じている。以前 MD+汎用小型マイクを使っていたが、例えばオオルリの声につやの様なものがでてこない。良く録れているCDと較べると、まるで違う。試しに声紋を較べてみて愕然としてしまった。倍音の出方が全く違う。20000Hzまでの倍音を人間の耳は見事に感じている。そんなわけで、HiMDのPCM録音とやや高性能なマイクにこの秋頃から変えたが、マイクがちょっとばかり大きいのとHiMDはクルマでは聴けないのとで、あまり録らなくなってしまっていた。最近、少しは録ったものをCDに焼いて聞いてみると確かにマイクの差もあるしMDに較べてかなり良くとれていると気づいて、これはさぼってはいけない、と思い直している。面倒臭さを厭わなく思い始めている変化が面白い。

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2006年2月 9日 (木)

時間

Hawaii2 時間がない。海のような時間が本当はあるのだが、時間がない。

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2006年2月 6日 (月)

風が強い

Cyuuh 日曜に渡良瀬遊水池に遊びに行ったら、数値予報の予測通り本当に風が強くて、寒くて、圧倒された。すこしは風当たりが弱い葦の茂みからカラスなんかを見ていたらチュウヒがひらひら飛んできた。ビデオに撮って見直してみると実に動きそのものが速い、自動ピントが合う瞬間がない。普通にぱたぱたはばたくより、ひらひら飛ぶことのほうが難しいことなのかもしれない。眼はだまされやすい。
06020500 それにしても、2週連続で殆ど同じパターンの気象状態、上空500hpの寒気の後ろ側の縁に風の強い部分ができて地上にもこれがきっちり現れてくる。

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2006年2月 2日 (木)

気象と数値計算

Kion1_2   気象にかなり関わりだして、いまだよくわからないことが非常に多い。最も理解が届かないのが、例えば北半球の寒気の動きのような、全球レベルの気象の動きにある。この週末は寒気の核がオホーツク沿岸から沿海州あたりに降りてきて日本は寒波に覆われる数値予報がでているが、全体、なんでこうなるのだろうか。簡素なモデルで考えればたどり着けるのかもしれないが、何故こうなるか、は一続きの解析的理解でないとなかなか解らない。100年で2-3度気温が上がる地球温暖化が何故困るのか、今ひとつ迫力がないのは、これは変だ、という気象現象と、温暖化/CO2増加とが一続きの理解で繋がってこないからではなかろうか。解析的説明が難しいのであれば、スーパーコンピュターでなく個人のパソコンで気象の数値予測が繰り返し条件を変えて試せるようになれば、個人レベルでの納得の仕方が変わってくる様な気がする。

添付図は気象庁の数値計算による48時間後までの上層500hpまでの空気層の気温変化。大田原付近上空。2月3日の15時頃から急に気温が下がる予測になっている。

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