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2006年3月10日 (金)

何か面白いことを失い

Fujikap1a_1 ひかり電話を入れたとき思ったのだけれども、以前は新しいものは旧式なものの機能を殆どすべての面で上回っていた、切り落とした機能は少なかった.

デジタル化が進んできて、そうではないことがやけに目に付きだした様に思える。例えば8mm映画と8mmビデオ。スクリーンに写すと8mm映画の方が明らかに分解能が高く画質がよい。ビデオは要するにTVでみるには便利だが、映画、のイメージが失われている。編集も切ったりつなげたりで手作りで面白かった。ビデオでは簡単には出来ないしやろうとすると少しは値の張る 装置がいる。

パソコンでもBASICはVISUAL BASICに変わっていって、パソコンならどれででも簡単に使えるというものでもなくなった、ソフトを自分で作るなら少々費用のかかる仕掛けが必要になった。結局ソフト作りはやらなくなってしまった。

こうして何か面白いことを失い何か便利なものを手に入れる。でももう戻れない。

一体どこに向かっているのだろうか、どこにたどり着くのだろうか、時々考えてしまう。

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