また風が強い
また風が強い。春の低気圧が去った後を直ぐに高気圧が追っかけて、その境目でまたしても風が強い。今年はこのパターンが目に付くけれども、こんなことが特異な気象ともいえないものの、今まで無かったことのような気がして何だか気味が悪い。(左上の図は昨日午前9時の500hpa等高線)
風が強いときは、おやというような鳥が目の前に現れる。昨日の朝、宇都宮郊外の道を走っている とキジ雄が頭上を横切る。エッと思うが危ないのでそのまま走りすぎる。今市の大谷川縁まで来ると今度はオオタカが結構低く旋回している、昔風の強い日にグライダーでサーマル旋回しながら流されていく様に似ていて思いだしてしまう、やることは鳥も人間でも同じ様なものか。
この日の目的地、今市北方の山地を歩いていると、今度は目の前上方にクマタカが飛び出す。声も出ずに肉眼で追いながらとにかくビデオに入れる。添付がその映像。
風が強いと、録音は絶望的だが、地形による上昇風を利用しやすくなるためか、猛禽なんかはむしろ出現しやすいようだ、ガストを乗りこなし、いかにも力強さを誇示している。グライダーで飛んだとき感じていた風の強い日の緊張感も、鳥もやはり同じなのだろう、また思い出してしまう。
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