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2006年6月26日 (月)

歩いていけばたどり着けそうにも見える

この間久しぶりに神田あたりに行くことあり歩いていたら、どうみてもミヤマカラスアゲハにみえる蝶が舗道の脇の植え込みをひらひら飛んでいてちょっとびっくりした。どこかにキハダでも植えられているのかしらん。深山でなくても条件さえ合えば繁殖できるのだろう。東京には緑が多い。
Hayabs1 はやぶさの話を聞いた。鳥ではなく、旧陸軍の戦闘機でもなく、惑星探査機のはやぶさだ。電波が届くのに数十分かかる小惑星イトカワに苦難の末見事着陸したのだけれども、結局自立制御では判断が難しく、地球からの遠隔操作で人間が判断しながら着陸させるはめになった、という。
想定しない状況下で刻々判断していくにはやはり人間の頭脳が圧倒的に優れているということのようだ。バイオテクノロジーの極致のような自然の作り出したコンピュータである脳にいつになったら凌駕できるものを人間はつくりだせるのだろうか。
それどころか、ひらひらと舞うミヤマカラスアゲハにかなうものを、いつになったらつくりだせるのだろうか。
まだ随分と道のりがある。でも歩いていけばたどり着けそうにも見える。

はやぶさは再離陸後、燃料漏れを起こし、ぼろぼろになりながらも、姿勢を立て直し、地球へ向かう準備をしつつある。せめてそばまで帰ってきて欲しい、何かの一歩が進んだことを共感するために

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