人知の無力
このところの日本の周りの気象を眺めていると色々不思議なことを感じる。一番不思議なのは北樺太の対岸のロシア沿海州北部の1500m(850hp)上空気温が高いことである。18度くらいになっていて、日本の四国あたりの上空気温と同じくらい、すぐ東側の樺太の東では10度くらいと相応なのにこのあたりだけここしばらく高い状態が続いている。理由を考えても解らない。下降気流が吹き付けているのかもしれない。500hp等高線にまで影響がはっきりと読める。何が鶏で何が玉子か解らないがとにかく気圧配置はずーと膠着状態で日本付近は西谷場になってうんざりする天気が続いている。
梅雨明けは25日頃になりそうだ。
人間がうんざりしてみてもはじまらない。気象を眺めているとあまりの人知の無力を感じるばかりだ。
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