不安になることもある未来
久しぶりに旅先でダイアルアップ接続をしようとしたが、つながらない。ひかり電話になって自宅で接続テストが出来なくなったのが痛い。電話のトーンかパルスか、から始まって、IDの書き方が@niftyで変わったのではないか、旧ニフティサーブ会員だったのが確か近頃変更になったはず、とか、色々試したがどうにもこうにもならない。Niftyのwebページで接続方法を確認することもできず、デッドロックで2日過ぎたところで、パソコンの中のniftyのメモを記録していたファイルの中にサービスセンターの電話番号を見つけて、それほど期待せずに電話してみたら、これが立派な対応だった。こちらの携帯に電話をかけ直してきて、こちらでの試行で出てくるダイアル接続のエラーの出方から次々と対応策を連絡してくる。指示に従って、設定を変えたりDSNを手動で入れたり30分ほどやりとりして、試しに接続してみたら、なんとうまくいった。一時の落ち込みは何処かへ消えて、丁重なお礼を言って電話を切った。こういうときはほんとに地獄に仏の言葉が浮かぶ。
しかし動かしてみるとこれが遅い。ほんの数年前までこんな世界にで接続していたのかと呆気にとられる。ADSL、光、と換えてきて、換えるたびに、なんだ宣伝ほどには速くないじゃないか、と思ってきたが、とんでもなかった。もうダイアルアップには戻れない。
こんな調子で先へ先へと進んでいくことが時々不安になることもあるが、未来とはそうしたところがないとつまらない。
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