遊ぶ理由

庭のキンモクセイが秋のはじめらしい雰囲気を漂わせている。

台風１３号のすきま風と低温がもたらした風邪をこじらせて 気管支炎のような症状になってしまった。会社の診療所で診てもらったら、若くて小難しい医者が大学から来ていて、とにかく気管支炎と診断、薬はクラビット（抗生剤）とムコダイン（痰切り）と一般感冒薬(LP)。近頃の医者になくあっさりしている。このくらいだと大体薬の名前を覚えてしまう。夜になって結構熱が出て腹具合もおかしくなって、翌日は休んで寝ていた。あまりよくならないのを見かねて、別の呼吸器系に強い医者に診てもらった方が。。。との声有り。面倒だが病で気が弱くなっているのでついのってしまう。後で考えると止めておけば良かった、と思うが、とにかく出かける。平日の医院は老人の検査で混んでいた。随分待たされて、待ち疲れてぐったりしているところで呼ばれて話をしたり、レントゲンを撮ったりでまた時間がかかる。結局、肺炎ではない、といい渡されて、薬をもらって帰るのだが、薬が出るまでまた長い時間待たされる。やっぱり来なければ良かった。抗生剤は（呼吸器向きの）アロベックス、ムコサール（痰切り）その他色々で今度は解熱剤も入っている。ちょっときついようだ。微妙な変化がプロたる所以なんだろう。よっぽどのことがない限り、医者はあれこれ変えてもしかたがないな、みんな真面目にやっている。病気で遊んではいけない。
しかし、栃木の空気は呼吸器系にはよくない。今の時期はまた花粉が飛んでいるらしい。冬になると吸い込む空気は本当に刺すように乾いて冷たい。寒いのがつらくて会社を辞めた人がいるという話も聞いたことがある。
夏が暑ければ今年の冬は寒い冬になるかな、渡り鳥ではないが、適当に動き回っていないと気候が激変してくる時代は乗り切れないか、そんなことを考えていると遊ぶ理由が思いつけたようでまた楽しくなる。