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2006年10月11日 (水)

自然の手の中で生きる

Ontaifu 台風のような低気圧がゆっくり北上していって海でも山でも遭難騒ぎが続いた。台風16号と17号のエネルギーを吸い上げて高空からは寒冷低気圧がかぶってきては、この低気圧が不気味なくらいに成長しないはずがない。
8日は霧降でも恐ろしくなるくらいの風が吹いていた。白馬や穂高で死者が出るのも当然な気がする。
予測計算は概ね当たっていたのだから知らせ方の問題の様だ。
風の強さは台風といわないと何故か甘く見てしまう。予測計算を事前に見ていても現実には山もあるし少しは緩くなるだろう、と思ってしまう。ちょっと情けない。
台風が化けて更に成長した964hpで最大風速が40ktの低気圧では台風のようなインパクトのある名前を付けて警戒を呼びかけないといけないのではないかと思う。例えば 化け台風とか、温帯台風とか。
Turusi しかし荒れ狂うのも純粋な自然の営み、霧降では 強風下目の前にダイナミックに生成する“つるし雲”が美しく、あきなく、みとれてしまう。

人間は生かされているだけだ。

ついにsotecのデスクトップパソコンが死んでしまった。
最後に  「デバイスxxx初期化中 Windows保護エラー 」との表示がむなしく、もはや働こうとはしない。この表示が出たら終わりらしい。レジストリのエリアのDISCにハードエラーが出ている。Safe Mode でscan disc を長々とかけたあげくがこれだ。
たちまち廃棄する手順に入ってしまう。Win98でしか動かないスキャナーも捨てなくてはならない。ま、すっきりしていいか。スキャナーは新たに発注をかける。ものは新しくなればまた新しい世界が広げる。

人間の作ったものだけれども勿論中身は自然の物理法則の手の中にあり怪しい作りには容赦しない、壊れることでそのことを思い知らされる。
ものも生かされているだけなんだ。

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