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2006年11月 8日 (水)

竜巻

北海道のサロマ湖の南で竜巻が起こった。極からたれてきた上空の寒気の先端付近のコアで起こっている。低層では発達中の低気圧が地上に強い平均の南風を吹き込んでいて、温度減率が大きくなって積乱雲が急速に発達したようだが、どうも低気圧の強風に崩Tatmk1 れ掛けた積乱雲から吹き出す冷たい風がぶつかって局地的に激しい前線が形成されたのがメカニズムのように思えて仕方がない。南からの強風が竜巻を生み出す大きな原因になっているように思える。宮崎で起こった竜巻も台風接近の強風下で発生している。米国の中南部で夏に頻発する竜巻とは少し発生に至る過程が違うように思える。

強風をもたらす低気圧には注意すべきだ、温暖化がどう、という問題ではなくて、目の前に起こることがいまそこにある危機なのだから。30年や40年くらいの極めて短い時間スケールで起こらなかったことが起こったからといって、何の驚きにもならない。せめて1000年に一度あるかないか、といわれれば別だけれども。異常気象という言葉もやめたほうがいいような気がしている、平均的な気象のばらつきを人間が把握し切れているとはとても思えない。数十年に1度起こるのは通常気象と思う。人間の寿命に地球の気候サイクルを合わせてみようとすることには無理がある。

人の力ではどうにも出来ない自然の活動が時々人間に宇宙で生命が生きのびていくことの頼りなさを知らしめてくれる。あたかも超越した存在がいるようで、少しは心強くなる。

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