地球の表面という閉鎖系で生き延びる
野鳥の掲示板を見ていたらアカウソの話題が出てきた、普通に見られるウソにもアカウソとタダのウソがいたんだ、ウソはウソだけだと思っていた。それでは、と今年撮った写真を見直したら確かにアカウソとただのウソがいた。
鳥をみていると種類が多い、昆虫ほどではないが多い。多いだけにめずらしい鳥を見たくなる、しかし普通に見られるカラ類でもずーと見ていると綺麗だし仕草も面白い。家の前のスズメでも鳴き方が微妙に違って面白いし冬はまるまるとしてきて暖かげだ。 珍しい鳥を追いかけるのもいいし個々の鳥でもそれはそれで十分興味を満足させる、深いところがある。鳥も必死に生きているのだけれども。
鳥インフルエンザの騒ぎが起こっている。渡り鳥が運んでいると疑われているらしい。鳥インフルエンザが騒がれる随分以前からインフルエンザは何故毎年型が変わるのかとの説明に中国で人と豚ととの間でうつし合ってそのうち強力なのが現れてこれを鳥が運ぶ、と解りやすい絵で示されていたように記憶している。
しかしこのところ起こっている宮崎と岡山の鳥インフルエンザが鳥の渡りで運ばれてきた、と聞かされると、少々解せない。特に宮崎は変で、西から来る渡り鳥であれば熊本や長崎や鹿児島を経てくることになり風上の県で1件も出ていないのはどう考えても理解が届かない。太平洋側から来たと考える方がまだ素直だが東から渡ってくる鳥はまずいない。岡山も解らないが単純なルートではなさそうだ。以前は山口、大分、京都で発生した。場所が今回のと近いだけに国内の何処かに潜伏していてそれがぽこぽこと出てくるように見える。
それにしてもニワトリが突然大量死する映像はどこか恐竜が絶滅した風景とはこんな風かと想像させる、こんなことを地球はいつも経験してきたのだろうか。やはり地球の表面という閉鎖系で生き延びていくのは並大抵のことではなさそうだ。
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