庭にウソがきて
庭にえさ台を置いて10日ほどたったら少しずつ鳥の動きが変わってきた。エサはひまわりのたねと食べ残しを適当に出している。みかんを出すとヒヨドリがあっという間にたいらげる。ひまわりの種にはひよどりは全く興味を示さなくて暫く変化はなかったが、ある日を境に見事に無くなるようになった。キジバトだった。そのうち、昼間にひまわりを出すと、とたんに3羽くらいキジバトが見ていたように飛んできてむさぼるように食べてしまうようになった。試食してみてこれはいける、とわかったみたいだ。面白くないので夕方気付かれない時間にひまわりは出すことにした。ある時サンドイッチの残りをちぎって置いておいたらひよどりがおそるおそる食べにきた、一切れ食べて口に合わなかったのか飛んでいってしまう。別の2羽がまたつまみに来るがつまんで行っただけ、どうもあまり好物でないのかと見ていると、1羽だけ気に入ったらしく戻ってきて腰を落ち着けて食べ始めた。ひよどりは好みもみんな同じかと思っていたら、どうもそうではないらしい。たくさん出しておいたのだが1日ほどできれいに食べ尽くしてしまった。きのうはなんとウソがガラス戸に激突して気絶する事件があった。家内が教えてくれたのだが、遊びに来たところをカラスにでも追われたのかもしれない。てっきり死んだと思って庭の隅に置いて置いたら息を吹き返し、しばらくはぼんやり庭の中をさまよって桜の芽なんかを食べてみたりしていたがそのうち元気になってスズメや
ひよどりに混じってどこかへ飛んでいってしまったという。今年はウソが多いような気がしていたが庭に現れたのははじめてだ。アカウソでなくてタダウソだった。庭には以前、キジが2羽現れたこともあり何がきても驚かないのだが。しかし、庭のウメも咲いてきてウメにウソとはそれらしい。
やはりとびきりの暖冬で花芽が早く育って鳥の動きが変わっているように思える。エサ台のエサもあと1か月くらいで終わりかな、季節は転がるようにして春を走り抜けようとしている。
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