里山の春が流れていくのを
急転直下ずいぶん暖かくなった。こんなものだ。暖かいほうがやはり過ごしやすい。のんびり鶴田沼を歩いていたら、鳥が多い。おまけに、ツウイーと声がして見上げるとサシバが2羽舞っている。声が少し柔らかで、切り裂くような感じではない。渡ったばかりなのだろうか、尾翼がすこし不揃いになっている。こんなときに限って録音レコーダーがない、家に おいてきてしまった。肝心なときに肝心なものがない、マーフィーの法則そのままだ、いつまでたってもマーフィーだ。
シロハラが落ち葉の下をひたすらつついている、シュレーゲルがコロコロ鳴いている、ツグミがまだ渡りそうも無い雰囲気で木々の枝をとびかっている、キジがあちこちの方向からケッケーンと大きな声を立て る、シジュウカラがクチュクチュ飛び回っている。こんな日はぼんやり座って里山の春が流れていくのを感じているのがいい。
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