台風が日本付近にきて
週末の北海道の天気が気になっている。今頃オホーツク高気圧が張り出してきておかし な具合だ。この前の台風はオホーツク高気圧の右隣にはまってしまってこの形が続いている。大陸の気温はかなり上昇していて日本付近は前線帯になりやすい。シベリアから暖気がやってくる。まだ梅雨の続きのようだ。
台風4号が日本付近にきてからというもの、長期の予測計算が信用ならなくなっている。先週の日曜の予測では欧州の計算も日本の計算も日本海の荒れた低気圧が今週週末に北海道に及ぶと予測していた。しかしその翌日にはもうこの低気圧は予測から消えてしまった、その後もめまぐるしく予測が変わる。今になってもあさっての天気の予測計算の信頼度が弱い。どうもあの台風の残骸が悪さをしていると思いたくなる。
しかし結局道東はこの週末はたいした崩れでもなさそうだ。エトピリカいるか。
このところ台風4号は来るわ中越沖地震はあるわで騒がしい。地震は大雨と関係がありうる、断層が動きやすくなるらしい。調べるまでもなく日本は断層だらけなんだけれど、フォッサマグナ上での地震は巨大な構造の動きを予感させてあまり感じよくない。とりわけ柏崎あたりは北米プレートとアムールプレート、フィリピンプレートがぶつかる交点になっていて断層というよりいずれかのプレートが動けば地震になる地帯のようにみえる。ここに原発をつくるのは余程の備えがいるように思えてくる。この中越沖地震の13時間後に舞鶴沖の深いところで同じくらいの強さの地震が起こっている。こちらもフィリピンプレートとアムールプレートの境界で起こっているようにもみえる。アムールプレートが動いたのだろうか。
新潟方面で地震があると、発表される震度分布で関東の地盤の弱い地区が明らかになる。関東平野では上越新幹線に沿った地域が周りより震度が明らかに高いようにみえる。フォッサマグナの東端にあたる柏崎ー千葉構造線と呼ばれるライン上だ。地盤が弱いところを縫うように上越新幹線は走っている。こちらもなんでわざわざ、と思いたくなる。政治の力が強く働く事業は人と人とは折り合っても自然とは折り合っていないことがあり怖い。
そろそろ関東大震災や東海地震を考えておかなくてはならなくなってきたのかと思う。日本にいては地震からは逃げられない。せめても地盤のいいところに住みたい。地震は地球の生きている証のようなものだからこれとも折り合っていかねば。自然そのものだ。自然を愛するなら地震も台風も。。。。。。少々の荒れた天気に不平を漏らすなんてとてもできない。
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