冷酷な宇宙に生きて
太陽を離れつつあるHolmes彗星というのが突然アウトバーストして2等星くらいにまでなっているというので、これを知った金曜日に即見ようと思ったが、雲が広がっていたので果たせず、台風が来たりであきらめかけていた月曜日の晩、寝る前に夜空を見上げると月は明るいが晴れている、落ち着いてペルセウスを探してカペラも探してその間を探すと簡単に見つかった。もわっとしているのでそれとわかる。以前ハレー彗星が来たときに見たもわもわっとした感じよりはまだ星のように見える。
写真を撮ってみたが、何しろ暗いところで撮るので何を撮っているのか解らない、後で落ち着いてみてみるとどうもこれらしい。
何かと衝突して内部のガスが一気に噴き出したのだろうか、次に来るときは7年後となるがもうかけらしかないのではなかろうか。こんなのをみると、いつか地球も何かと衝突することは避けられない、いつか、が問題なだけだ、と思ってしまう。仰ぎ見る星空が計算外の表情をみせると、冷酷な宇宙に生きていることをこうやって現実に思い起こさせてくれる。
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