収穫祭
2年ほど前に足利郊外にあるココファームの収穫祭にたまたま出かけて、これは本物だ、 との印象が強く、今年もまた訪れてみた。ワインも食べ物も安くてうまいし安心できる。雰囲気がいい。クルマなのでワインは飲むわけには行かず持ち帰って味わうだけだが、同行者は何かのといいながら存分に楽しんでいる。2年前もこんな光景で次は絶対電車で来ようと思っていたが果たせなかった。演奏も雰囲気に合ったプロフェッショナルなのを演っている。ことしは以前にもまして外国人が多い。
ワインについてはレストランのワイン選びで色々うるさい人がいたりするのに、名前も選び方も全く覚えられなくておいしいワインというのを知らないのではないか、と、いつも気になっているのだが、ココのワインはどうみてもおいしい、少なくとも自分にあっている。今年はロゼの小瓶(いまここロゼ)も買ってみたがこれがことのほかよかった。ロゼはなんとなく赤でも白でもない一段下げの単純な味との印象があったがこれは全く違った。いいようのない複雑で多層な立体的とでもいえる味だ。
今年の収穫祭はブドウの葉が落ちないままで緑の斜面が美しい。急斜面のブドウ畑に座って、雰囲気に酔って骨付きソーセージをかじりながら、次回は電車だ、と益々強く思っていた。
これも本当の贅沢のような気がしている。
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