寒い冬がもうそこまで
オオヒシクイという鳥が新潟の福島潟にたくさん渡ってくるというので見に行ってみた。確かに潟の中央部あたりに集まり始めている。ヒシクイとオオヒシクイの違いなんてちょっと 見た目にはわからない。ヒシクイより顔が少し長いのがオオヒシクイだという、しかしくちばしが黄色いし腹が白っぽいのでマガンとは違うのはわかるがそれ以上はちょっと解らない。しかも、遠くの水面だ、スコープで倍率を上げてやっと見える、デジ1眼ではとても捉えられない、デジスコにしてやっと撮れるくらいだ。手持ちでは綺麗な写真は難しい。録音もむなしい。しかし文句は言えない、野性はそんなもんだ、サービスよく近くの水面までは来てくれない。むしろ餌付けの感じが無くて雰囲気はいい、コハクチョウも次々にやってくる。寒い冬がもうそこまで来ている。
立冬の朝、自宅の庭でひっひっと声がする、ガラス戸を開けると庭中に声が響いている、ジョウビタキだなやはりこれは、と思っていると庭木の中から飛び立って隣家のアンテナに止まりまた鳴いている、逆光だが茶色っぽいのでメスのようだ、やっと我が家にも来てくれた、とちょっとうれしくなった。会社の昼休み外に出たらまたひっひっの声だ、姿を探すと電線の上で鳴いている。やはりメスだ。今日はジョウビタキが宇都宮へ到着する日だったのか、と思ってしまう。乾いて晴れた初冬を思わせる日だ。
時は転がり確実に季節を刻んで巡ってくる。
今年は雪が多いだろうか。冬らしい冬が来そうな気がする。
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