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2007年12月28日 (金)

冬至と12夜と

冬至の話を少しだけ調べていたら丁度読み直していたシェイクスピアの喜劇「12夜」が関係しているのに気づいた。これもボコノンだ、おやと思うことが関係してくる。
Shakspia 12夜というのは何のことなのか、最後の訳者あとがきまで読んではじめて解った。12月25日から始まって1月6日まで続く12日間のクリスマスの祝祭の最後の夜のことだという。1月6日はベツレヘムへ東方の3博士がイエスの誕生を祝いに現れた日で、公現祭というらしい。ここでドンちゃん騒ぎも終わりまた明日から日常が始まるという最後の夜という意味あいがもたされているようだ。

そもそもクリスマスは冬至の日が化けたものとの説が強い、とすれば昔も今も正月付近の暦はほぼ同じで、昔から1月6日の翌日あたりが日の出が早くなりはじまる最初の日ということになる、冬至のひと月の終わりの日だ。暦が現在のように固まる過程では年の初めと冬至との関係はどこかでセットされたようで昔は中国でも冬至を年の初めとした時期があるらしい。農耕文明の発達に伴って暦が精緻なものとなっていき冬至や立春などを節目として生活するやり方が洋の東西を問わず用いられたようだ。冬至も過ぎて日が昇るのが早くなる初めの日を、祭りのシーズンの終わりとするのは納得できる。太陽に促されて働き始めなければならない。
シェイクスピアの12夜はなにもこの時期に起こった話というわけでもないようで、登場人物による大騒ぎがクライマックスに達し全員が一堂に会してめでたくハッピーエンドになる話、という点が12夜のタイトルの由縁とみえる。話もいかにもシェイクスピアらしいトリックとレトリックに満ちている。

この作品とハムレットが作られたのは1600年、関が原の時だ、シェイクスピアは徳川家康と同時代を生き同じ頃に亡くなっている。これも洋の東西を問わず生き生きとした時代のように映る。風は地球をめぐり時代を作る。

こんなことを読んだり調べたりしていると太陽と地球の動きからもどうしようもなく逃れられない人類共同体を感じて何か安心してしまう。

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2007年12月27日 (木)

冬至も過ぎて

冬至も過ぎた、日の入りはじりじり遅くなっているが日の出もまだ遅くなっている。このあたりでは、正確には1月の6日頃が日の出が一番遅くなる、日の入りが一番早いのは12月6日頃でこの1月あまり全体が冬至のようなものだ。短い昼のうちに太陽から受け取った温かみは長い夜の間に宇宙へ向けて放射されつくして日を追って寒くなる。大陸で冷やされた とりわけ重く冷たい大気が頭の低い高気圧となって吹き出して来て、時として荒れ模様の寒さとなる、こうなると遊びもままならず暖かくなる地球を期待してしまう。
この暮れは朝鮮半島沿いに冷気が降りてくるようで九州から寒くなる、上空850hp高度でマイナス9度というから、ここらでもめったにこない。こんな寒波が九州から入るというのTenki1 はあまりお目にかかれない。日本上空500hp高度には切離した巨大な寒冷低気圧が腰をすえそうで暫く荒れ模様が続きそうだ。なかなかの天気だ。
冬はきちんと寒く夏はきちんと暑く紅葉は鮮やか、そんな季節が巡っている。温暖化して次第に安定化を欠く数万年前の本来の地球の気候に戻っていくような気がする、やはり人間の営みは地球から拒絶され始めているのだろうか、それともひと時の奇跡のように地球上に出現していた温和な時代を人間自らが壊してもとのあらぶれた地球に宿命的に戻そうとしているのだろうか。温暖化問題は深い問いかけがあるように思えてならない。

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2007年12月25日 (火)

フィラデルフィア美術館展にて

フィラデルフィア美術館展というのが少し気になって上野までクルマを走らせた。 どうして印象派のいい絵がアメリカに集まったのか、どうせ成金が買いあさったのだろう、位に思っていたのだが、そうではないらしい。印象派はその革新さゆえ出現した当時は欧州では評価が低かった、しかし建国100年程だった若いアメリカではむしろ高く評価されそのためいい絵が多く米国に渡った、ということのようだ。
やはりルノワールだ。ルグラン嬢の肖像という生き生きと綺麗に描かれた絵がポスターに使われて看板らしい、ぱっと見た目に素晴らしいが結局描かれている対象そのものを写真のように写し取っているだけだ、これに較べてまるまるとした裸婦(大きな浴女)は立体感、光、全てが画家が作り出したものだ、伝わってくる。それにしても写真ではない実物の絵はよく解る、買って帰った本や絵葉書では細やかな画家の作り出す空気が伝わってこない、やはり実物を見なければ、と思ってしまう。
1級品のいい絵が多い。ワシリー・カンディンスキーの抽象画 黄色の小絵画 と題されたKandinsk 絵がいい。勢いが伝わってくる。カンディンスキーというと、どちらかというと頭でっかちの印象があってフーンと思うくらいだったのだが、何故かこの絵は違う。鮮やかさがある。1914年の作となっているのでロシア革命前の第1次大戦中のパリで描かれたことになる。帰って調べてみると カンディンスキーはこの作品を描いた後革命後のソ連に戻る。レーニンは抽象画を評価したがスターリンは否定的であり、再びパリで活動することになる、しかしパリでも今度はナチスの占領にあう。ナチスも抽象画には否定的だった、結局アメリカまで逃げることはせず解放直後のパリで生涯をおえる。騒然たる時代を生き抜いている。キャンバスで時代に向き合っている。
この絵も写真では伝わらない、現物の筆づかいからくるリズムが殆ど全てかもしれない。

いい絵が多すぎる。混乱したような魅力の無いパンフレットを見ながらそう思ってしまう。

しかし今の時代は何なのだろう

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2007年12月23日 (日)

ブロッケン

沖縄にみじかい旅に行ったのが何かと心に残るものがあって、まだ濃密な記憶があたりに漂っている。
帰り便は朝の第1便だった、クリスマス休暇で本土に戻る米兵と思われる米国人の乗客が目立つ便だった。離陸して那覇の西側を抜けて洋上に出る、薄い雲を抜けると層積雲らしい雲が一面に眼下を覆っている。みると雲の上に虹の輪が見える、中心に機体の影Blocken1 が映り、いっしょに移動していく。ブロッケン現象、という言葉を思い出す。見たのは初めてだ。朝の便しかとれなかったことへの償いのように見せてくれた気がする。全てのことがらにはそれなりの意味がある、猫のゆりかごのボコノンだ。勿論冗談のせりふだが。
ブロッケンは飛行高度が上がるにつれ大きく薄くなってそのうち消えてしまった。
しかし、目の前に広がる光景すべてが実は投影されたものかもしれない、そんなことをうっすら思っていた。空は次第に青みを深めていった。

時々場所を動いてみるのがいい。

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2007年12月17日 (月)

やんばるの森

近頃乾燥した冷たい風に弱くなったようで暖かい南の島に行ってみたくなった。沖縄に行くことにした。元はといえば貯めたマイルがこの12月で期限切れになる、丁度この時期“おともでマイル”というのがあって規定に少々達しない消えていくマイルが無料往復航空切符+65%引きの同行者往復航空切符に換えられるというのでなんとかこれを使って、というのが発端だったが、こんな調子のいい切符はさすがに少ない席数しか用意されていない。申し込みの日の開始時刻ほぼ1分以内に申し込んだのに沖縄線はもう4席しか残がなくさらに帰りの便は始発しか残っていない、迷ったが、エイッと申し込んでしまった。申し込むとキャンセル・変更は事実上出来ない。
週末は寒波の到来、の予測を横目でみながら沖縄へ飛ぶ。850hpの等温線の予測図で見る限り沖縄には寒波らしい寒波は届かない、全く違った気象のようだ。空からみると、けぶったような水蒸気に囲まれた島が見えてくる。沖縄はさすがに暖かい、殆どYシャツ1枚で丁度いい。空港からレンタカーで北へ、少しやさしい覆面パトカーに肝を冷やしながら沖縄道を走る。軽自動車がやけに多い、長距離走ることがない島では軽で十分かもしれない。北部の喜如嘉の田んぼでぶらぶら鳥をみてオクマにむかう。喜如嘉ではバンがいたりシギが飛び出したりセンSmknbr ニュウによく似た鳴き声があたりに響いたりして鳥が多いが、見慣れないすずめくらいの鳥が群れて黄色い実をつついている、写真を写して後で調べるとシマキンパラのようだ、台湾から渡ってきている小鳥がいる、と土地の人に聞いたのがこれらしい。沖縄の鳥になってしまいそうだ。夜になっても気温が下がらない、オクマの海岸を夜散歩した、緩やかな波、やわらかい風、心地よい。夜の散歩もYシャツで丁度だ。昼間も暑くは無く12月の沖縄は非常に過ごしやすい季節だった。それにしてもこれは本格的なリゾートだ。
沖縄の鳥といえばヤンバルクイナやノグチゲラが有名だがそうは出会えないだろうと思ってはいるもののとにかくやんばるの森を目指す。地元国頭のKUTAの方に案内をお願いして伊部岳の東側あたりの森を Akahg_2 歩く。歩いているとサシバが直ぐ近くにとまる、思えば白樺峠で見送ったサシバがここに来ているのかもしれない、声をかけたくなる。道をチョンチョンと先を行くアカヒゲに先導されるようにして進むと、リュウキュウメジロやヤマガラやコゲラの混群に出会う、カラ類の混群は栃木とあまり変わらない印象もある、しかしサンショウクイの混じる混群にであったりすると、やはり違う、日本は広い。そのうちカラスバトの声も聞こえてきたりする、三宅島を思い出して、なんとなく今年の締めくくりだと思ってしまう、随分あっちこっちに行った。人なつこいアカヒゲは写真に撮れるがほかは森だけだ。さらに進むとついにヤンバルクイナの声が聞こえてくる、思っていたより綺麗な声だ、かなり近い、森が濃いので姿は見えないが、結構いる。幻の鳥ではない。オキナワウラジロガシの大きなどんぐりが散らばる森の真ん中にくると、やさしい森の感じが伝わってくる、人とのかかわりを続けながら保たれてきた森のように感じる。しばらく待っているとノグチゲラの声が聞こえてくる。キョッ キョッ とアカゲラに少し似た声だが少々図太い。これもかなり近い、が、やはり姿は見えない。ノグチゲラのほうが結構姿が見られるらしい。やんばるの赤い土とスダジイの森はぶなの森のような清新さとは違った親しみがある、やわらかさがある、いい森だ。
録音は録ったと思ったのが結局操作ミスか機械の不調かとにかく肝心なところがほとんど録れていない、そんなもんだ、またこいと言ってくれているようだ。

暖かい風の流れる沖縄から栃木に戻るとまた突き刺さるような乾いた寒さだ、元の世界に引き戻される。またいくか、そう思っている。

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2007年12月14日 (金)

アメリカの凋落が

Senryo アメリカ発のサブプライムローンに端を発する金融クランチがどうにも世の中を不安定にしているようだ。元はといえばアメリカの住宅バブルにあっていつかは破裂する、いつか、ソフトハードか、というのが問題だった。全体としてはソフトランディングしそうな雰囲気だったのが、予想外の形でのハードさだ。アメリカでは資金が株から国債に流れていて国債の利回りは急降下している、利回りが低くても安全第一という雰囲気が蔓延しつつある。LIBORのFF金利に対するゲタは高止まりで金融不信は一向に終わりそうに無い。アメリカ中心で経済が回る時代は終わりにきつつある、と思っていた矢先のこの金融クランチだ。米国格差社会の低い側からの強烈な存在主張が世界を覆っている感すらある。弱者の借金まで金儲けに利用しようとする“洗練された”金融システムが崩れつつある、考えてみれば当然のことが起こっている。
近頃気になった話題のひとつに、米国連邦航空局(FAA)
が大手のビジネスジェットチャーター会社を強引に取り潰した話がある。ここ10年くらい事故も無い安全な運行を続けるAMIというチャーター会社に突然安全の査察が入り半年にわたってこまごま調べ上げ大量の報告書を出させて、ほんのささいな齟齬をようやく発見して、すぐさま業務停止命令を出した、AMIは上部機関に訴えたりしていたが なにせFAAは絶大な権力がある、程なく免許取り上げの命令を発せられた。誰の目にも理不尽だ。ビジネス航空界は反発したがどうにもならない。どうもAMIという会社の親会社にあたる会社がスイスのTAG社であるという点が気に入らないのが真の理由らしい。米国の航空会社は外国の支配下にあってはならない、という変な法律がアメリカにはあって、これに抵触するというのだ、勿論スイスのTAGは50%以下の持ち株でちゃんと手は打っていたのにこれだ、実質外国支配だというらしい、解釈次第でどうにでもなる、もっといえばTAGはイスラムとつながりがあるらしい、というのだが、イスラム社会をそこまで敵に回すのか、と思ってしまう。シティコープに大量のオイルマネーが流れ込んでいるのに、である。アメリカも情けなくも危ない国になってしまった。凋落の道を自ら切り開いているようだ。

こんなことを憤っているのことそのものに生きていることを感じてしまう。こだわりのない時は流れていくのだが。

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2007年12月11日 (火)

モグラが

この冬は何か変な感じがする、庭のシャクナゲの蕾が今にも咲きそうに膨らんでいるし、 Mogr3 モグラの活躍が今頃活発になって、庭の芝生は次第に無残なありさまになりつつある。小さい花壇のあたりに住んでいたのがなんかの拍子に芝生の所に迷い込んでしまったようだ。芝生の少し下は固い瓦礫がごろごろした層でモグラにはとてもきつい層になっている。みみずばれのようなモグラ塚を作りながら浅いところを這い回っているようだ。モグラ撃退を何とか、と思って、音で追い払う仕掛けを買ってきて打ち込んでみる、確かに仕掛けからは離れるように動くがいなくなりはしない、かえって活発に動いて被害がひどくなる。においに敏感らしいというので蚊取り線香で新しいモグラ塚あたりからいぶってみると何と蚊取り線香をくわえていってしまったようだ、蚊取り線香は気に入ったにおいなのだろう。アズマモグラらしい、以前地上でひっくり返って死んでいるのがいた。ともかく我が家の庭に大分前から住んでいることは間違いない。普通は春に動き回るのが12月だ。もしかしたら天変地異のまえぶれか、と思ってしまうが、それにしては間抜けな動きだ、こんな動きでは天変地異からは逃げ切れない。
いやがるにおいというのも売っていたのでこれも新しいモグラ塚のあたりに入れる。どうなるか。食べ続けなければいけないという生き物らしいので、ミミズがいるとも思えない芝生の下を這い回っていたのではその内餓死してしまいそうだ。それもかわいそうだ。なんとか元の花壇の地下深くあたりにいて冬はおとなしくしていてくれれば平和なのだが。生きるものとはモグラでも共存していきたい。

冬は冬らしくメリハリをつけてやってきた。でもどこかに甘さのある冬のような気がしている。12月の空は緩やかに転がって、もう今年も終わろうとしている。

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2007年12月10日 (月)

GMTのインストール

気象を見ていると局地的な気象を理解するにはどうしてもアメダスデータから等圧線や等温線を引きたくなる。
GMTという地図なんかの上に等圧線や等温線をひくのに便利なプログラムがあるというのでこれをパソコンにインストールして使おうと思って、しばらくトライしていたがやっとインストールできて動き出した。ハワイ大で開発されて無料配布されているのだがもともとUNIX用のプログラムでXPにインストールするのが一筋縄ではいかない。久し振りにパソコンで奮闘することになった。本体に付属したreadmeテキストでは具体的にインストールに際しどこをどうするかは解らない、親切にガイドしてくれる日本語のサイトがいくつかあるのだが最新バージョン(4.2.1)とはマッチしておらずその通りにやっても動かない、いくつかの情報をネットから集めて眺めながら進めざるをえなくなる。CygwinというUNIXをWindowsにエミュレートするソフトは特に問題なくインストールできて、問題のGMT本体にとりかかる。たくさんのZIPファイルをダウンロードしてきて片っ端から解凍していくとGMT,GMT1,GMT2….といくつものGMTと名のつくフォルダができてそれぞれが似たような構成をしている、どの説明とも違う、しばらく眺めていて思いついて、これを一つにして中も同じ名前のフォルダごとにまとめていく。XPの環境変数の設定を追加・編集してやってとにかく、MSDOSコマンドプロット窓から動かしてみると、エラーだ。Shareというフォルダに必要なファイルps_font_info.dが無い、というメッセージ。これも説明と違う。GMT全体のどこかにあるはずと探してみるとどうもpslibというフォルダは中身を全部shareに移すのが正しそうだ、少し前進する、まCp1たエラーが出る、エラーが片付くまで、同じような作業を繰り返す。何しろガイドがバージョンアップに追いついていない、本当に手探りだ。出力を画像表示するソフトGSViewも別途あるのだがこのインストールも日本語の説明サイトとちょっと違う、これもなんとか手探りでインストールして環境変数でつなげる。苦労の末やっと動いて初めてTestデータでサンプルどおりの絵を描けた時は やった の心地だ。それではと、今日のアメダスデータから入力データを作り等圧線を引かせてみる、なかなかうまく等圧線を引く。まだ使い方は未熟だが使いでがありそうだ、しかし、結局もとのデータがどうあるか、で今のところまだEXCELの点画といい勝負だ。EXCELの方が自分で作った気がするがGMTは動かしてみれば人の作ったきれいなツールだ、なんとなく自分のものでは無いような気がする。

不満が残るところから前へ進める力が得られるように思えて かえっていいのかもしれない、しかし少々疲れた。

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2007年12月 2日 (日)

キラキラした空気が

Momij 庭のモミジが綺麗だ。今年は、どうしたのだろう、井頭公園に散歩に出かけると、やはりモミジだ、柔らかな昼の光の中で、赤がいい。鳥も多い、マヒワの群れがしきりに実をつついている、エナガやコゲラやコガラやメジロやジョウビタキやシジュウカラや、おなじみの鳥ばかりだけども、数が多い、うるさいくらいだ、こんなに沢山出てくるのは初めてだ。キラキラした空気が流れていく。

 風邪もようやく抜けてきた。
少し元気が出てきて、南の風を感じてみたくなる、時々は違う風を浴びたくなる、海のにおいのする風。12月の沖縄はどうだろうか、やんばるに流れる風、ちょっとだけ浸りたくなる。

理不尽なほど遠い場所へ渡る鳥の衝動とどこかでつながっているように思えてくる。

キラキラした空気は地球を駆け巡っているに違いない、陸の風、海の風、となって。

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