雪の奥日光
冬型が強まっている日 雪の奥日光へ鳥見に出かけた。
小雪が降る、湯川のアオシギはいる、が巧みに隠れては飛び回り落ち着いて見れない、ちょっと人声が高いか、でも見られるだけいい。カワガラスは相変わらず忙しく川面を飛行し、マガモはのんびり川下りをしては浅い 川底をうまく使って歩くようにして上ってくる、見ていて何かおかしい。冬でも少なくない生き物を支えられるだけの力がこの川にはあるようだ。
泉門池までくると今年はカモの種類が多い、マガモやカルガモのほかにコガモもいる、ヨシガモ との声あり、ヨシガモってどんなカモだったっけ、と記憶がおぼろになる、何回か羽田沼なんかで見た記憶があるのだが、図鑑も置いてきてしまった、カモは見ないとすぐ忘れる、しかしなんとなくインパクトが弱いような気がするのは何故だろう、どこかに、なんだカモか、という気持ちがあるからだろうか、可哀想な気もする。
今年はスノーシュー隊が多い、昼時の泉門池はテーブルの場所取り状態だ。雪の日光も静かなところではなくなったようだ。
ゴーという音とともに一陣の風が吹き抜ける、どこかの斜面で雪崩が起きたのだろうか。
雪はセンチメンタリズムも思わぬ混雑も構わず独自の世界で動き回る。
雪の山は奥日光の楽なコースでも自然がもいつもより力を増してそばにいるようで刺激的だ。
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