ウグイスの声がする
昨日の朝出かけようとして玄関の扉を開けるとウグイスの声がする。ややたどたどしいがちゃんと鳴いている、今年初めてだ。今朝はうちの庭でも鳴いてくれた。去年のここでの初鳴きは3月20日だったから、今年の3月 15日はちょっと早い。桜開花は去年より1週間くらい遅い予想で花と鳥では季節の感じ方に微妙な差があるようだ。桜の方は2月初めの低温が支配的で遅くなっているのだが、鳥の方は3月初めの高温を感じているようだ。やはり動物の方が短い時間単位で反応している。
県民の森に行ってみたら管理事務所の人が今年はレンジャクは全く来ないし総じて鳥が少ないとぼやいている。前に行った井頭公園やうちの庭には例年以上に鳥が来るように思え、このところ何故か標高の低い方、暖かい方に鳥はいるような気がする、冬鳥でも更に暖かいのが気に入ったのだろうか、或いはシベリアも暖かくなったので渡った先でも気温が高いのに慣れてきたのだろうか。しばらくは、色々仮説を立てて眺めていることにしよう。
温暖化でセンセーショナルに危機をあおるのは人間世界のことで、生き物はむしろ暖かいのを楽しんでいるように思える、どうみても暖かい方が生きていきやすいから当然といえば当然だ、生物大発生の方にむしろ気をつけていかねばならないのかもしれない。そういってまた温暖化に身構えてしまうのもなんだかおかしい。
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