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2008年4月19日 (土)

寒冷渦がうるさくて

上空に寒冷渦が居座り、強風が止まない。また寒冷渦か、今年は何故か寒冷渦の来襲20080419003000 が多い。しかし、寒冷渦の縁のあたりで強風が吹きすさぶことにしばしば出くわすが今ひとつそのメカニズムがピッとこない。今吹いている北からの強風(平均13m)もここらでは宇都宮の特異現象で、となりの今市ではずっと静かな状態が続いている、今市は北風を防いでくれる山地があるからだろうか、宇都宮の北は遥か先まで平らで一気に吹いてくる感じがする、それにしてもここだけ強いようなのは単純に北がひらけているだけのせいでもなさそうだ。日光の2000m級の山岳地帯で西側に風が特に抜けにくいせいのようにも思える。以前も寒冷渦の縁に当たった渡良瀬遊水池でとんでもない強風にさらされつづけたことがある、このときは西風だ、遊水地も西には遥か先までひらけているが西北側は山地でふさがれている、やはりかなり地形の影響と相俟って強風が吹くように思える。宇都宮ではとにかく北風になる配置がまずいようだ。寒冷渦というとどうしても木星の大赤班のイメージがある。あちらのほうは少なくも350年は存在し続けているがそれに較べれば地球の寒冷渦はかわいい、数日もすればいなくなってしまう。いずれにせよジェット気流から補給をうけつつ相当大きなエネルギーを保持し続けている。同じところにとどKanrei1jpg まっていていて、その下では大気が強い力でかき混ぜ続けられる、と理解するのがもっとも近いように思える。

しかし今はともかく風がびゅうびゅうとうるさい、眠れない、いい加減にしろ、と叫びたくなる。でも、なんだかエネルギーをもらっているようでもあってこれも面白い。

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