« PCMレコーダー | トップページ | ただ流れ行く時間が »

2008年5月13日 (火)

鳥よ花よと暢気に時を送るのが

連休に軽井沢に遊びに行っても同じところでは面白くないと行ったことの無いところを探すのだがかなりネタが尽きてきて今回は長野牧場というところに行ってみた、ほんとは花見スポットになっているがもう散ったらしい、ともかく高速を佐久平PAのスマートICで降りてナビを頼りに探していく。どうも上信越自動車道という道は好きになれない、少しでも早く降りたくなる、トンネルばかりで、走り方も気持ちよくない走りのクルマが何故か多いし、サービスエリアの雰囲気も良くない、東北道とは随分な違いだ、東北道はともかく穏やかだ。
長野牧場はヤギとウサギの研究をする国立の牧場だった、皇室も時々訪れているようだ、確かに子供連れが多い、花見に好適な芝生が広がっていて花は散ったがそこここでお弁当が広がる。変なヤギを、こんなのもいるんだ、とのんびり見ている、こんな過ごし方は楽だ、遊ぶことをせかされない。なんとなくいい気分になって中軽井沢の野鳥の森にいってみると、こちらは人も多いが鳥も多い、いままでで一番にぎやかなような気がする、オオルリ、クロツグミ、イカル、サンショウクイ、キビタキ、、、が しっかり鳴き声を響かせながらSanski 姿を露わす、買ったばかりのPS-1000Mで録音もしてみる、色々忙しい。クロツグミの声は随分と日光のものと節回しが違う、毎年渡ってきて同じ森にもどるのだろうか、節回しも代々引き継がれるのだろうか。翌朝ゴルフ場の周りを散歩するとここも鳥がにぎやかでオオヨシキリまで鳴いている。今年はいい年なんだろうか、春が駆け足で走り抜けていくのを感じて鳥も相手を探すのに忙しいのではないか、と思ってしまう。連休には裏磐梯にも行ってみたが、こちらもアオジやオオルリやクロツグミがうるさいばかりだった。そうはいっても軽井沢の帰りに奥日光へ寄ってみると静かなものだ、いつものアオジポイントにもアオジの声もない、3日前の五葉平はいつもの通りのさえずりの洪水だったので日光が嫌われているわけでもなかろう、標高がやや高いのでまだたどりついていないのだろうか。
ともかく今年は花も鳥もなんだかいい、鳥よ花よと暢気に時を送るのが先が見えない景気や落ち着かない時代には必要なことのようにも思えてくる、地球からの贈り物のようでもあり、これも地球と人間との対話のひとつかもしれない

|

« PCMレコーダー | トップページ | ただ流れ行く時間が »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鳥よ花よと暢気に時を送るのが:

« PCMレコーダー | トップページ | ただ流れ行く時間が »