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2008年6月25日 (水)

人の手が地球に及んで

Tuyu 梅雨らしい日だ、積雲のような層積雲がロール状に重くのしかかっていて涼しい、こんな日は昼休みに歩いていても鳥が多い、今日はオナガまで出てきた。家の庭ではアマガエルがバラの花びらの中でうたた寝をしている、呑気な日だ。

地震のことがやはり気になって少し調べていたら、ガス田からのガスを採掘することや地下に液体などを圧入することと地震とは因果関係が疑われているようだ。そういえば新潟の中越地震、中越沖地震の2つの震源地の間の地域にはガス田が存在し、更にこの時期ガス田に対して水圧破砕法という高圧をかける実験やCO2の地下圧入貯蔵実験が行われていて、関連が疑われてしまう。何らかのトリガーになった可能性があるように感じられる。ウズベキスタンのガス田では採掘がトリガーとなる大規模地震が起こったとの論文が出ていることもあり、ともかく起こりうる話のように見える。強雨が降ることと地震の発生は関連があると普通に言われているのだから地下の圧力を変えるようなことは何であれ地震を引き起こす可能性を秘めている。人の手で思いのほか地球は影響を受けているようだ。無論人間も地球の一部なのだから全体が地球の営みであるとみるべきなのだろうが。ともかく地球は変わっていく、毎年が同じように季節が繰り返されると思っていても実はそうではない、文字通り毎年違う年を迎えていく。

ことしはまだほたるを見ていない。奥日光の夕暮れのズミやワタスゲやオオジシギにも今年は巡りあえそうにない気がしている、こうしてまた一年が過ぎていく。

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