アトリの雨が
先週の週末、女峰山に続く黒岩尾根を登っていた、秋の日が暑い。1600mあたりの林で立ち止まっているとアトリが雨あられと降ってきた、いつ終わるのだろうか、何をあわてているのだろうか、ともかく暫く終りが見えない。3-400羽くらいいたろうか、もっといたような気もする。速すぎて写真にも撮れない。呆然と眺めているだけだ。これはすごい。山を とにかく下っているようだ、一種の渡りだろうか。これより前、1400mくらいのところで葉の裏側についたアブラムシのような虫をしきりに食べるアトリの1群に出会っていたがこれはせいぜい10羽くらいだ。こちらはゆっくり眺めて写真にもいくつか撮れた。この時期渡る鳥も、みなれた鳥も、やたらあちこち動き回っている、ともかくいい季節だ。
こんな風に季節は確実に回っていきまた生き物との新しい出会いを提供してくれるのだろう。山では雪の落ちて来るのももうすぐだ、まためぐる新たな雪が。
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