スキーはやめられない
冬は雪遊びが楽しみなのだが、天気や都合やなかなかタイミングが合わなくてやっとこの間ゲレンデスキーに行ってきた。前にしょっちゅう行っていたときも感じていたが、休日には時間があれば必ず行くと構えてもシーズンで7日も行ければ上出来の部類 だ、熱意が少し冷めると年1回がいいところになってしまう。スキーの板も暫く買っていない、今やちょっと長すぎる、でも滑りたい。とにかくハンタマへ出かける、思いのほかクルマが多くて、小さい子供連れの家族が目に付く、団塊ジュニア世代が子連れで楽しんでいる風だ。団塊の世代は戦後そのものだ、ここにも先の大戦の時を経た波が届いている、この先第3世代第4世代へと波は伝播しそうだ、いつまで続くのだろうか。勿論大学生も多いようでゴンドラにて同乗する若者から聞こえてくるのは大体が大学の話だ。スキー・スノボはそう簡単にはすたれない、スキー場にたどり着くにはそれなりの装備と努力が求められるにもかかわらず、だ、健全だこれは。雪はこの時期にしては良くない、春のようだ。2月のはじめでこうでは、もっと北へ行くしかない、がちょっと思い切りが要る、一人で走っていくには限りがある、同志を募るしかない、しかしそれも面倒だ、やはりあきらめスキーになってしまう、それでもいい。ゲレンデは混んでいるという程ではないが適当に人がいて飛ばしていくとぶつかりそうになる、逃げ切れない場合もある。トップからの斜面は心地よいが用意されたコブ斜面はうまくいかない、最近の短いスキーに換えねばと思う、が年1回では躊躇してしまう、時が脇をざあざあと流れていく。
ともかく、急斜面に身を投げ出してスキーに乗っていく感覚がよくて、怪我の危険と背中合わせの感覚がむしろよくて、リアルに生きていることを感じるのがよくて、スキーはやめられない。
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