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2009年2月17日 (火)

カナダガン

ニューヨークあたりでの航空機の墜落といえばつい先ごろハドソン川に鳥に Canadagoose1 落とされて不時着したA320があったが、衝突した鳥はカナダガンであることがDNAから確定したとニューヨークタイムスの13日のweb版に出ていた、事故から一月くらいもかかっている、これは遅い。カナダガンは渡り鳥で映画wataridoriでも主役のように登場していたが、渡りをしないカナダガンというのがこのあたりに結構いるらしく、1990年は100万羽だったのが今は人の住む環境が居心地がよくて400万羽に増えており、この渡りをしないほうが当たったのではないかと疑われている。同じ期間に北米のバードストライクは5倍に増えているというから、話は合う。渡りをするカナダガンでも6ポンドから11ポンドくらいの重さで、渡りをしないほうは更に太っていて、エンジン試験で使う4ポンドの鳥よりはとにかく重い。こんなのが当たればたまらない。400万羽もいるのでは対策は容易ではない、そのうちレーダーで鳥の群れを確認してから出発許可や着陸許可が出るようになりそうだ、ともかく鳥から逃げて人は飛ぶしかなくなるのだろうか。地球と折り合いを付けながら水のように生きていく、それが人類の生き残れる道といわれているような気がしている。

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