雪雨判定の簡便式
雪が降る。シャーベットのように積もる春の雪。雪片が融けずに地上までたどり着く。地上が零度よりやや高くても湿度が低めでは融けずにたどり着く。雪雨判定の簡便式を考えている。今のところSYNOPなどの観測データと合わせてみると
気温℃-(1-湿度%/100)*7 が0.7より小さいと雪大きいと雨
とするのがよいようだ。雪雨判定は幾つかあるが、判定図を使うものでは暗算できないし、露点を使うものでは普通はすぐには露点がでてこない、気温と湿度の簡単な式ならどこでも暗算できる。3℃で湿度60%なら値は0.2で雪、70%なら0.9で雨、といった具合だ。3月3日の宇都宮では15時で2.7℃、81%で値は1.37で雨とでるが確かに弱い雨だった、16時では2℃、79%で値は0.53で雪との計算だが現実にも湿った雪となった、後からアメダスデータで計算しても現実に起こった雪・雨と合う、一応使える。
気象を巡る話は思いついたやり方や見方が直ぐに現実の現象で体験できるところが少しばかり刺激があって、いい。雪が降りそうな日が楽しみになる。
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