今年の夏は
どうも今年の夏はなんだか変だ、日本海に高気圧が張り付 いて動かない、南からの暖湿な大気がこの高気圧にぶつかって雨を降りやすくしているように見える。少し調べると、日本海の海表面温度が例年に較べて随分低い。これは変だ。北極振動が気になる、北極振動指数(AOindex)をみると例年になく6月から大きく下がっている、北極上空の気圧が上がって冷たい空気が流れ出しやすくなっていることを示している。この40年には無かったほどの指数の大きな落ち込み
だ。不順な夏となるのも当然だ。百年に一度の経済の混乱とどこか繋がっているようで面白くもある。気候全体も人間の活動も誰かの手のひらで操られているように動く。所詮は地球の薄い大気層の下で起こるコップの中の嵐だ、人が増えすぎて影響が大気層全体に及べば人が滅びるように気候は動いていき次の平衡に向かう、自然の当然の姿だ、経済もバーチャルな仕掛けがリアルな世界とつじつまが合わなくなると崩壊して次の平衡へ向かわざるを得ない、自然な姿だ。
どこまで人は自然に抗って頑張りきれるだろうか。
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