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2010年1月20日 (水)

雪の奥日光でキバシリが

日曜の昼過ぎから時間が空いて、雪の奥日光に久し振りに出かけた。走りながらの思いつきだからスノーシューのようなまともな装備は無い、防寒具もやや弱い。が、昼から登るのではいろは坂も凍ってはいない、楽だ、普通に中禅寺湖まで出る。菖蒲ヶ浜へ行ってみる、ここはびっしり雪だ。オオワシやオジロワシはと探す しかし居ない、しばらく粘ってみるがその雰囲気は無い、どこへいっているのだろうか。トレッキングシューズなのであまり動き回れないが踏み後を追って水辺近くまで行ったりぶらぶらしていると目の前の木にキバシリが現れる、こんな近くで見たのは初めてだ、雪景色ではキバシリもあまり警戒していないようだ、というより餌集めに必死なのかもしれない。木の中からムシをほじくり出しているようだ。

戦場ヶ原も少し歩いてみる、雪がびっしりだが踏み後が圧雪状態で問題なく歩ける。ゴジュウカラやコゲラが飛び回っていていかにも冬景色だ。雪の奥日光は好きだ、特にこんな風の無い日は一層穏やかでクリアで浸っているのが気持ちがいい。自然がなにかずっと近くにあって優しいように思えてくる、その優しさの裏側にある奈落の危険な香りがむしろ引き付けるのかもしれないが。

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