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2010年2月17日 (水)

風邪を引いて

また雪だ。
D1010156 庭のモグラが暴れまわってモグラ塚をあちこちに積み上げている、困ったものだが寒さでミミズもなかなか動かなくなって餌がなくなったか、生きるためだろう、モグラなりに努力している様で、まあしょうがない。しかしモグラも変な生き物だ、土の中にも生きる面白さがあるのだろうか。
それにしても寒さが続く。それもあってかちょっとした風邪を引いてしまった。熱も無くてインフルエンザではないようで、診療所でクラリシッド錠をもらってのんでいるがなかなか治らない、古典的風邪ウイルスにも新しい薬に対する耐性ができてきたのだろうか、これでは週末も屋外を歩き回るわけにも行かないかもしれない。新型でなくともただの風邪をキッチリ治せるように早くならないかと思う。
ダーウインの”種の起源”は実際には読んだことが無かったが 新しい訳(渡辺政隆訳)の文庫本が図書館にあったので借りてきて少し読んでいる。自然淘汰に対する反論への論駁が中心のようにも思えるがスパッと切り返した書き方ではない、なかなか難しい表現だ、全部を無理に説明しきることが無いのが真実味を感じさせるといえばそれに近い。言い切っていない分、150年前の書にしては今読んでもおかしくない。読んでも 何故現在の生物がこのような姿・器官を持つに至ったか、モグラは何故モグラなのか、解ったような気がしない。ネットで少し見てみても、現在でもクリアな説明は無いような気がしている。そのうちに生存環境も含めた進化のシミュレーション計算が分子生物学に基づいてキッチリできるようになれば もう少しハギレが良くなるかもしれない、まだまだ先は長いような気がしている。
風邪のウイルスも短い間に進化しているようだ、寒い冬にはまた進化の歯車がギシッと音を立てているような気がしてくる。

生きているものについては解らないことだらけだ、だから面白いのだろう。

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