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2010年2月 5日 (金)

アフリカにも

寒い。庭の温度計は昨日の朝はマイナス7℃だった、切れ込むような寒さだ。
こんな日は好きなシャーディーのCDなんかを聞いてアフリカの風を感じながらぬくぬくとしているのが一番だ。シャーディーはもう随分CDをリリースしていないと思っていたら間もなくSoldier Of Loveというの出すようだ、それにしても少ない、マイペースなんだろう、Sade Aduはナイジェリア生まれだからだろうか。
また航空機事故だ、今度はレバノン沖でエチオピア航空の737-800 ET409便がベイルートの国際空港をアジスアベバへ向けて離陸直後に墜落した。1月25日0時30分GMT頃に起こっている。レバノン政府は早い段階でテロの可能性を否定、またエチオピア航空はアフリカのエアラインの中でも最も安全管理がしっかりしていて殆ど事故が無く整備不良と考えにくい、ということで今のところ気象が最も疑われている。当時は激しい雷雨で離陸直後に機体が被雷したと言われている、空中での爆発的炎が目撃されているようなので、燃料タンクの耐雷性が問題となってくるかもしれない。フライトレコーダが回収されれば原因はそのうち明らかになろう。当時のベイルートEt409 の気象はMETARをみてみると(METAR OLBA 250000Z 31008KT 280V340 8000 VCTS FEW020CB SCT026 13/06 Q1014 NOSIG)で2000ft雲低の積乱雲あり5-10nmの距離で雷光ありで荒れたMETARだ。目撃情報ではひどい雷雨だった、とある。衛星写真では大規模な雨雲の塊は無く本当に局地的な積乱雲のようだ。2007年ケニア航空の737-800もカメルーンで離陸直後に良く似た気象状況でEf4091 墜落しており、原因が気象にありそうだが、これを乗り越えられない耐雷性の弱さが疑われるように思う。もっとも、雷自身も、冬の富山沖に発生するようなエネルギーの強い低高度の雷かもしれない、どこでも同じ雷と思ってはいけない、熱い地面にこの日北からの寒気が降りてきている、想いをはせるとはじけるような雷の音が響く。

レバノン沖はもうそこがアフリカだ、そこにはアフリカの風があるのだろう。

アフリカにも一度行って見なければ、なんとなくそう思っている。

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