« 航空機事故が続く | トップページ | 大沢の獅子舞 »

2010年9月10日 (金)

レガシイが10万キロを越え

日曜の夕刻遊びに行った帰りにカーラジオを聞いていたら家電そのものが好きで修理を生業とする傍ら色々収集している人の話が流れていた、ラジカセは恐竜である、バラエティに富んで巨大化していって突然絶滅した、という、言われてみれば確かにそうだ、モノは気がつかない面白さを備え持っている。
7年乗っているレガシイB4が走行距離10万キロを越え、調子もいいしなるべく手をかけずに7年目の車検を通そうと行きつけのシェルのガソリンスタンドで見てもらったら、10万キロ越えではタイミングベルト交換が必要ですよ、交換はタイベル交換その他で車検とは別におよそ7万円かかりますよといわれてギョッとしてしまった。確かに今まで10万キロ超えの車検は出したことが無い、クルマは長持ちするようになっているし高速1000円が効いてきて距離が伸びる人が多くなっているだろう、同じようなギョッとする経験を味わう人が増えているに違いない。ネットであれこれ調べると12万キロまで交換なしで乗りました、レガシーはベルトが切れてブローアップした話は聞かない、とか色々出てくるが長く乗るつもりなら換えたほうが切れるかもしれないという不安を抱え続けるより精神衛生上いいとの書き込みが殆どだ、そうなんだ。自分で交換したと手順を写真で細かくホームページに公開している人もいる、どうやらこれは10万キロ越えの一大イベントのようだ。新しいレガシイはベルトでなくてチェーンになっており交換の必要はなくなっているというが7年前の型では交換せざるを得ない、自分でやるのはちょっと無理のようだ。タイミングベルト交換ではウオーターポンプも交換するのが普通でスタンドの見積もりはここまで含んでいるが、ディーラーで聞くとレガシイではこのほかオイルポンプのシールも同時に換えたほうがいい、あとで換えることになるとやっかいだし費用もかかる、と返ってくる、ディーラーの誘導かとも思うがネットで調べてもシール交換もやるべしとの意見が目に付く。物入りだがしょうがない、とあきらめて、車検は6.3万円くらいと安いスタンドで基本だけやり、タイベル交換他はディーラーでやることにする。ともかく10万キロ越えを巡ってはちょっとした儀式とビジネスが展開している。

それにしてもクルマにこんな世界があったのかと今まで気がつかなかった片隅の世界を見つけたようで面白くもある。これもモノがもつ面白さの一つなのだろう。10万キロを乗り越えると後暫くは整備費用はそれほどでもないらしい、あと5-6年くらいは乗ってみるかと思っている、どこまでいけるだろうか。

|

« 航空機事故が続く | トップページ | 大沢の獅子舞 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: レガシイが10万キロを越え:

« 航空機事故が続く | トップページ | 大沢の獅子舞 »