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2011年6月28日 (火)

渦潮のような東京

根津で同窓会を5年ぶりにやると言うので出かけてみた。根津だから千代田線だ、行き方を調べていると、栗橋で湘南ライナーから東武に乗り換えていくのがよさそうだ、宇都宮駅からでは新幹線と較べても30分位の差だ、自宅近くのバス停からのバスとも良く接合して、バスで行く限り時間は変わらない。ともかく随分安い。これにしようと決めて栗橋から久し振りに東武に乗ってみると冷房の風がきつい、節電で冷房は控えめのはずだったのに、赤子を連れた家族連れは困ってさえいる。JRは控え目がきっちり浸透していたが、私鉄はまだゆるいようだ、これでは15%節電も余裕でできそうな気がしてくる。東武動物公園あたりからはなんとなく東京に入った気がしてきてJRの重々しさがない、暗さがない、そのまま地下鉄に入っていくイメージがもうおよそ東京に着いたと思わせる。静かな津波のように東京の広がりが伝わってくる。北千住で千代田線に乗り換えると程なく根津だ。
昔に戻った時間が流れていく、それぞれにそれぞれの時間が流れている、そして結局はばらばらになっていく、吸い込まれていく。渦潮のように引き込んでちぎれ飛ばしていく東京らしい時空を感じてしまう。
そろそろ関東は終わりにしたほうがいいかもしれない、ふとそう思った。降りかかっていた雨はもうあがり、梅雨らしい暗闇を抱えた夜が広がっていた。

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