この大震災の意味は
テレビでは、3ヶ月目の震災をあれやこれやと伝えている。政治家は、とりわけ自民党は、震災を政局に利用するのが使命のように立ち振舞っている、マスコミは伝えたいことだけストーリーにあわせて伝えてくる。本当の姿は未だに解らない、響いてこない。福島原発はまずは現場のライブカメラを幾つもネット上に公開しなければいけないはずが、一向にそのそぶりも見せない、ぼろぼろと1-2ヶ月遅れの言い訳を出してくる。東京電力は本当に一回潰れるべきなのだろう、JALがそうであったように、外から見て耐え難い体質がにじみ出てくる、政府はうまく東電をつぶすべきなのだろう、そうでもしなければこれは繰り返される。電力会社はどれも独占権力を握ってしまっているようだ。関西電力の有無を言わさない電力規制、あの計画停電の感覚と全く同じではないか、自分の無計画の結末を経済全体に押し付けて知らん顔をしている。こんな電力会社ばかりでは日本は潰れる。独占に胡坐をかいた人たちを面倒見る筋合いは無いのではないか。
次第に歪みだらけとなっていた社会の本当の姿が浮き上がってくる、この大震災の意味は、ここらあたりにあるのではないか。
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