K-5を持って
また飛行機に乗る、今回は突然の不吉な電話だ。人が集まれば写真も要るだろうと前の日の晩に届いたばかりのペンタックスのK-5を持っていくことにする。まずはマニュアルを理解せねば、と待合室でカメラを
眺めながら読んでいると、私も最近カメラを買ってこうでしたよ、1週間はマニュアルを見ながらいじってばかりでしたよ、奥さんはほっておかれますよ、と向かいに座った初老の男性が話しかけてくる。モノは人をどこかつなぐところがある、だからモノにこだわりたくなる人が多いのかもしれない、無機質なものの持つ面白いところだ。羽田のコンビニでSDカードを買う、これが高い、2GBで1650円もする。家の近くのスーパーでは軽く3個買える。買う暇が無かったのではしょうがない、でも高い、なんとなく付け込まれているようで嫌な感じだ。色々撮ってみるがやはりピントはオートだと結構外れる。ライブビューでズームにしてマニュアルでピント合わせしようとしてその大変さが解る、多分オートのピント合わせでは手ぶれ防止は効いていないのだろう、レンズ側に手ブレ防止を置いたカメラのほうがこれは有利だ。netで流れている赤い色が特にピントが合いにくいというわけでもないようだ。でも機能が色々付いていてなかなか楽しいカメラだ、勿論K100Dより解像度は高くて撮りやすいし、RAWで撮ってもカメラの中だけで加工できるのも便利だ。飛行中も737-400の翼のボルテックスジェネレータを色々撮って見たり、画像を魚眼風に加工してみたり、漂う高積雲を撮ってみたり、遊びだすときりがない。
降り立つと九州には湿った生暖い風が吹いていた。この風となって漂っているのだろうか。
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