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2011年7月19日 (火)

渦の最中では見落とすものが多い

昨日は朝からサッカーを見て久し振りに少しばかりHiになった。世界ではどう伝えているのPhoto_2 だろうとGoogle英語版のnews検索をしてみると、何故かWall Street Journalの記事が多い、読むとしっかりしている。おされてもあきらめないで最後に盛り返し勝利をつかむ姿に地震津波に圧倒されそれを跳ね返そうとしている日本の姿をかぶらせている。USAチームが日本のチームの背後にチームを超えた力を感じていたことを伝えている。これは本当に歴史的な勝利なのかもしれない、読んでいるとなんだか感動してくる。New York Timesも同じような視点で、日本の復活の力をこの勝利に感じて伝えている。
随分昔幼い頃サッカーのチームで地区大会を戦っていたころのことを思い出した、負けてくると力が出なくなる、ゴールに転がる球を眺めてしまう、最後までねばることは難しい。でも粘ることそれが大事だった、とにかく1点、と粘ると開けてくる、そんな感覚を思い起こした。
夜の再放送をまた見てしまう、ふがいなく見えていたものが落ち着いてみると日本も良く戦っている、いい試合だ、濃い試合だ。その時見えなかったものも見えてくる。

時は重層になって過ぎていく、渦の最中では見落とすものが多い、でも、巻き込まれて夢中になって見る浸りきった目も楽しい。クールでばかりではつまらない。

ガラガラと崩れたあとに見えてきた電力会社の虚構に満ちた寒々とした風景もあることだし、そんなことばかりはいえないのだが。

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