震災以来何か安心できない空気が地球を覆っている
眠い、うまく眠れない、ぼんやり生きているからだろうか。
日光東照宮の裏山を歩いていたら、犬のような声がする、誰かがイヌを連れて登っているのだろうかと思うがなきやまないし道から大きく離れたところから声がし始める。変だ、と思っていると、同行者からサルだ との声が上がる。こんなに鳴き続けるサルは聞いたことが無い。
眺めの良いところで昼食をとっていると数十メートル先をサルの集団が横切っているのが見える、ちょっと不気味だ、食事の際に襲われると厄介だ、と気になって食べるのも心なしか忙しくなる。食事も終わって幸い何事もなく元の道に戻るとまだサルがうるさい。一体何が起こっているのだろうか。
鳥もカラ類の鳴き声はやたらとするのだが姿をはっきりとは捉えられない、とにかく慌しく飛び回っているし とまる時も見えにくい位置にとまる、警戒心が高い。一体どうしたのだろうか、何かがいつもと違う。
夏の終りから荒れ模様の日が多い、山にも倒木が目に付き荒れているように見える、札幌のヒグマ出没の話もある、この冬に向かって不安の伝播が広がっているのかもしれない。
欧州の経済不安がいつなだれを打つか解らない、不気味なサイバー攻撃が続いている、何かが揺らいでいる、震災以来何か安心できない空気が地球を覆っているといえば大げさだろうか。
時だけは正確に前に進む、確かなものは時の刻みくらいしかないようだ、しかしそれすら不思議に思えてくる、とにかく眠い。
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