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2012年1月26日 (木)

パソコンとビデオと

ハイビジョンビデオの編集がほとんどできないことやデジ1眼の写真の編集が重くなってきてパソコンの能力が足りないのを常々感じていたが 最近 大学の非常勤で教えていることもありアカデミックディスカウントが使えそうなのでビデオ編集ソフト、それに見合ったパソコンを買うか、と少し探しはじめた。
パソコンはと調べるとずいぶん安くなっている、プロセッサーはインテルのi5というのが付いていればまずまずのようだ、今使っているacerは1.6MHzだが2.4MHz位まで上がる。これにG57 RAMを6MBまで増設すればビデオは何とか見られるだろう。ビデオカードが大事なのだけれども新しいHD Graphics 3000というチップセットでなんとかなるのではないか、価格も考えてLenovo G570 433497Jという機種にしてみた、4万円以下で売られている、どうみてもこれは安い。4GBのRAMモジュール(204Pin SO-DIMM DDR3-1333(PC3-10600)4GB)も別途アマゾンに発注する、64bitのwindows7は少なくともこれくらいは補強しないと有難味が薄いだろう。フルハイビジョンのデジタルビデオがやっと編集できることになる。ソフトはアドビのプレミアエレメンツ10
(premiere elements 10)にして到着を待つ。

2-3日でパソコンもソフトもメモリーも揃っていじり始めるがまずはメモリーの補強から結構手ごわい。裏蓋のネジが1箇所硬すぎてネジ頭が滑り始める、これはいかんとねじ山の端を小さなマイナスでたたく、あかないネジの緩め方はは昔グライダーに乗ったり整備したりしていた時に散々経験させられた、その思い出がこんなところで顔を出す。2-3回たたいてプラスドライバーで改めてゆるめると今度はすんなり回った。蓋を開けようとするとプラスチックのロックが硬すぎる。レノボは何を考えているのだろう、メモリ増強をやりやすいようには全く考えていないと思えてくる。増強はうまくいって明らかに速くなった、ハイビジョンのビデオを見るだけなら問題ないようだ。次に編集を、と プレミア10をインストールして手持ちのaviのビデオデータをドロップしようとするがおかしなことに音声だけしか認識しない。これでは何の役にも立たない。2日ほど悩んでコーディックの補強をやればいいだろうとフリーソフトのffdshowを入れtweakerでWindow7での優先順位を変えてみて、やっとaviを認識した。とにかく動き始めるがこのプレミア・エレメント10というソフトは優しくない。以前は練習のチュートリアルが用意されていたらしいが今はもうない。ネットのあちこちで情報を集めて少しずつ学び始める、しかし疲れる。ビデオの編集はハンディカムのときからやっかいだと感じていたがハイビジョンではひとしおだ。メディアが高度になるとその分編集の手間もややこしくなる。アナログの8mm映画フィルムをカッターで切ってはテープでつないでいった時代が懐かしくしのばれる。本当に進歩しているのだろうか、失ったものも大きいのではないか、そんな風にも考えてしまう。
まだまだ編集らしいことは出来ないが試しに広島での旅の短いシーンのビデオを作ってみた。暫くは楽しめる、思ったほど楽しくはないとの気もしているが。

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