デジスコを今更とは思いながらも作ってみる
鳥を撮るならデジスコという時代が一時期あって今はまた望遠+1眼レフに移っているように思っているが、そうはいっても手持ちのコンパクトデジカメ(coolpix L21)とフィールドスコープ(NikonEDⅢ)/接眼ズーム(NikonズームMCⅡ)では既成のキットでデジスコができないのが気になっていてなんとか無理でも作ってしまいたいと思いながら随分と日がたってしまった。
スイスから帰って何かとスローペースが心地よくなって、かえって時間ができてきたのでこの際やっ
てみることにした。要するに軸線が合うようにカメラとスコープをつなげばいい。接眼とカメラそれぞれにぴったり合う筒がまず必要だ。家の中で色々探すと賞状入れの筒のふた
のサイズが接眼にぴったりだ、これを切って使うことにする。カメラ側はなかなか見つからずホームセンターで筒を探すがぴったりいかない。ふとビニールテープに眼をやると内側の径がほぼよさそうだ、外側もテープの量を調整すれば賞状の筒の内側にきっちり押し
込むことができる、これこれと製作にかかる。
程なくできて組み合わせて庭でためしに撮ってみる。
カラスでもいればと思うのだがこんなときに限っていつものカラスが1羽も居ない。しょうがないので近くの鉄塔を200mmの1眼と手
製デジスコ(60倍ズーム)で写して較べてみると威力は絶大だ。ただどうしてもぶれるのでタイマーを使わざるを得ない。レリーズをなんとか取り付ければいいのだがブレは残りそうだし普通に記録用のコンデジとしても使いたい、カメラの改造はやめたい、すぐにはいい知恵がわかない、次の機会としよう。とに
かく鳥を撮らねば。
しかし道具を作るのも面白い、それも鳥を見る楽しみの一部なのだろう。
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