奥日光の紅葉の状況はと
秋も大分深まってきた。
10月17日午後、昨日のことになるが、奥日光へ紅葉の状況をに見に行った、天気は雨が今にも降り出
しそうな状態で紅葉見物にはいいとはいえない。そのせいかいろは坂の渋滞は特に無い。殆ど期待していなかったがいろは坂も上部は紅葉が始まりつつある。立木観音前まで来ると5分から7分位で一応紅葉している。例年より遅いということも無いようだ。半月山の駐車場(標高約1600m)まで上がるとなかなか美しい。足尾側もいい感じだ。この2-3日は寒気も入り
更に良くなってくると思われる。紅葉シーズン本番という感じだ、もう土日には近づけないほどの混雑になってこよう。
近場でも秋らしいところを求めて、市内の長岡公園というのが結構広くてよさそうなので、4-5日前に出かけてみた。長く宇都宮には住んでいるがまだ行ったことの無いところもある。市北部の丘陵地(北山霊園)から延びるウオーキングルート「まほろばの道」というのが通っているらしい。栃木県のウオーキングルートとしては一押しとネットにある。ついでにネットを色々見ていると、
ウォーキングの印象も少し変わってくる。ウオーキングとは個人の勝手な、いわば遊びと思っていたら国を挙げての運動らしくウオーキンング協会が各地に設立され、いくばくかの行政の予算が流れているようだ。役所が旗を振っているようなところがあり、なんだそうだったのかと思ってしまう。ウオーキング大会では健脚コースの多くは20km以上と長く、生き物を観察しながら歩くという雰囲気では全く無くて ひたすら歩くようにみえる、ちょっとフィーリングが合わない。
ともかく長岡公園に出かける。人工的に整備された公園はのんびり散策するのに悪くは無いが、つながる様に雑木林の中を散策するルートがいくつかあってこちらは街なかとは思えない自然の雰囲気が保たれ なかなかの感じだ。環状道路の内側というのに、だ。クリ
がたくさん落ちていて良く見ると実がはじけて道に散らばっている。拾う人も少ないようだ。せっかくだからとまだはじけてないクリを幾つか拾って持ち帰る、美味しいクリだった。カラ類やコゲラ等が飛び回って鳥もまずまずだ。北へ延びる道はなかなか出口まで行き当たらないので適当に引き返す、かなり奥深い。東側は林の向こうに住宅団地のヘリがちらちらみえていて開発がここまで及ばずに生き残ったエリアのようだ。宇都宮の市内の自然も捨てたものではない。
北関東の秋は美しい、美味しい森もある、九州の秋はこうはいかないだろう。南に去ろうとしている身に未練の風を少しばかり感じてしまう。
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