ジョウビタキが早い
朝 食事を終えてのんびりしていると、ひっひっと何処かで聞いたような声が聞こえてくる、もしやと思い隣家のアンテナを見上げると黄色っぽい小鳥が見える、急いで双眼鏡を出して眺める、ジョウビタキだ。もうやってきた。10月22日だ、去年は随分遅くて12月13日だったがその前の年は11月6日、更にその前は
10月25日だったからこの4年で最も早いことになる。羽根が少し薄汚れて見えて長旅を感じさせる。スコープも出してきて眺めたりしていたが、眺めているのは人間ばかりでない、やや離れてヒヨドリ2羽が警戒するように眺めていたが やにわに1羽が同じアンテナに飛び移る、驚いたジョウビタキは慌てて飛び去ってしまう。ヒヨドリも渡ってきてこの冬ここに居つこうと縄張りを張っていたところなのだろう、得意げなポーズをとっている。残念だがしょうがない。ややあってヒヨドリが飛び去ったかと思うと今度はモズが飛来してぐぜったり高鳴き始めたりする、直ぐそばの庭のサクラにはメジロが2羽小声でぐつぐつ鳴いている、メジロもこの秋初めてだ。いかにも秋らしくなってきた。
渡り鳥も心なしか早く山の雪も早い、北極圏の大量に融解した氷床の水が本当に暖流を覆ってその力を弱め、どうやら今年も寒い冬となりそうだ。
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