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2013年3月27日 (水)

福岡の花見

桜が早々と満開になった。福岡の桜は何処がいいのだろうか、西公園は有名だが週末の満開ではちとこみそうだ。舞鶴公園の花見というコピーがあちこちで目について先週末ここがいいかとでかけた、要するに福岡城趾だ。舞鶴市でもないのに市の中心部の公園を舞鶴公園というのも何だか変だが、福岡城の形ががツルが羽を広げたさまのようだとして雅称を舞鶴城とよぶ それにちなんだらしい。ちなみに雅称が舞鶴城という名の城は日本中では10を数え それほど強い主張のある名前でも無い。舞鶴公園の名前は全国区になりにくいような気がして、シンプルに福岡城公園とした方が分かりやすいように思えている。しかしそうしなかったのが福岡らしいのだろう、ちょっとしつこいところがある。
駐車場にはあっさり駐めれて、天守閣跡付近からまわりはじめるがやたらウォーキング姿にSakura20130323fkj 出会う、聞けばこの日の歩けあるけ大会のコースになつているという。軍師官兵衛ののぼり旗も目に付く、来年のNHK大河ドラマだ。ここも舞台の一つとなるのだろう、しかし以前、大河ドラマ「天地人」を控えた夏に新潟から山形を回った時の驚くばかりの宣伝攻勢からみればまだまだのんびりしている。これからというところか。花のほうは多聞櫓前付近が美しく、とりわけ枝が低く誘引されていて枝を見下ろす感じがいい。全体が広々していて花見の場所取りものんびりしている。これは花見にいいところだ。
鴻臚館跡まで行って近くの抹茶とある出店で休憩する。福岡にきて遺された道具もあることだしと抹茶を立てて飲む試みを始めていて、他ではどうやっているのか興味があった。表千家のお点前をたどりはじめたが、茶道はどこか宗教的なところがあってまずはどういうやりかたでもいいからお茶をおいしくいれる手順を手にいれるのが先だと思いはじめていた。
出てきたお茶は甘みがあっておいしくたっている。まだこんな風までにはできない。
Sakura20130323 戻ると庭に植えたばかりの吉野桜も小さいながら満開になっていた。どこをむいてもソメイヨシノばかりで食傷気味なところもあるがやはり春はさくらだ。春は桜をみながらボーとしているのがいい。

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