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2013年10月15日 (火)

今年の冬はどうなるか

台風が次々にやってくる。西太平洋の海面温度が平年より0.5度から1度くらい高いのが直接原因だと考えられるが何故西太平洋の海面温度が高くなっているのか、明快な説明は探しても見つからない。IPCCのわかりにくい解説を待つまでも無く幾つかの原因で地球温暖化は進んでいるようで、その一端がこのような形で現出していると考えるのが素直なのだが、東太平洋は例年より冷たくなっていて、単純ではない。
Saikuron 台風25,26号と時を同じくしてインド洋ではサイクロンが発生しており、熱帯の渦巻きができやすい状態はインド洋までつながっているように見える。単純な物理現象のはずの気象がどうなっていくか未だに理解するのが難しい、人知の及ぶ限りはまだまだ幼稚なものだ。

今年の冬はどうなるか。9月の北極の氷は昨年よりは大分広くて去年のように大量の冷たい水が北極から流れ出している訳でもないようで、今年の冬は例年並みの寒さと見るべきだろう。エルニーニョ、ラニーニャの動きもニュートラル付近で推移しそうでこちらも例年並みの冬を示唆している。

大雪と関係が有るらしいツバメの南下はどうだったのだろうか、ネットには昨年よりは遅いという書き込みもあり、どうやら今年の冬の雪は平年並みという線のようだ。

ツバメの南下の記録は気候変動ウオッチングの指標として系統的に記録すべきことのようだが今のところそのような努力はなされてはいないように見える。自宅にツバメが巣を作ってくれれば記録もとれるのにと思うが願いは今のところかなっていない。

カワラヒワがこのところ家の周りで鳴いている、戻ってきたようだ、暑い夏の間は涼しいところへ逃げていたのだろう。確実に季節は巡る。結局はDNAの中で生き続ける命であっても今しかない時間が言いようもなく心地よく流れている。こんなのもいい。

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