ネットで申告、ネットで登記
数年前から確定申告をインターネットで行なっている。複雑なページで途中で解らなくなるとかなりいらいらするがともかくネットだけで完結して払い過ぎ分がすんなり指定口座に入金
される。やり遂げるとこれがいいと毎年思える。かなり集中力がないとやり遂げられないし、準備もやや手間だが面白いと言えばそれも面白い。1月半ばから始められるので申告用の書類が色々なところから送られてきて出揃ったころに今年も始めた。
住基カードをICリーダーに乗せてe-taxのページから手順を始めると電子証明書が無効ですとくる。怪訝に思いつつ少し調べると地域の役場が発行するもの故引っ越すと無効になると解って慌てて区役所に出向いて電子証明を申請し住基カードに書き込んでもらう。準備が整うと今年も何とか2晩ほどで終わった。添付書類は大抵が送付不要で楽なのだが今年は珍しく送付必要書類が1点だけ出て、別途税務署に郵送する。機械的で大した負担でもない。1-2週間くらいで還付金が振り込まれる、なかなか便利なシステムだ。途中で解らなくなると電話で問い合わせることができるがパソコン操作以外は結局は担当税務署に当たってくださいとなる、それでも随分いい。
味を占めたというわけでもないが、暫くほっておいた自宅の登記の登録者住所変更もパソ
コンで出来るのではないかと始めた。こんなことは元来住民票の変更に連動してなされるべきのように思えてならないのだがこれがお役所仕事なのだろう。勿論手数料をそれなりに払い込まねばならない。こちらはe-Taxより更に解りにくい。何とか手順に従って最後まで行ききる。途中で手数料納付も銀行振り込みで出来るよう枝分かれがあって、銀行口座からネットバンキングで振り込むと納付完了の表示が出たりもする。
住民票は住民票コード番号を入力すれば別送しなくともよいとあるのでそうして先へ進め申請手続きを完了させる。ところが翌日法務局から電話があって住民票コードからは転出元住所が確認できないので申し訳ないが住民票を送ってくれとの依頼が来る。一種のバグのようだ。このループは殆ど使われていないのだろうか、早速送ると翌日には丁重なお礼電話が留守録に入っている。あまり利用する人も無いのだろうかと思ってしまう。程なく登記書類が電子的に送られてきて手続きは完了した。
すこしづつ前に進んでいる。住みやすい世の中にしようと言う努力が見えるのがいい。
お役所仕事を嫌なのは本当はお役所の人なのだろう。
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