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2014年6月 6日 (金)

梅雨も楽しい

梅雨に入った。梅雨前の暑さが和らいでうっとおしい梅雨というネガティブな表現よりもやわらかな梅雨とむしろ喜ばしいことのようにさえ思える、それほど梅雨前の猛暑はこたえた。暑くなった高気圧が日本上空からなかなか動いてくれない、ブロッキングが起こっているようだとTuyu 北半球の高層天気図を見ると米国でも欧州でもブロッキングが起こっていて上層の気圧のリッジ(尾根)やトラフ(谷)が殆ど動かない。晴れているところはいや増しに暑く雨のところは洪水となる。いつもの西から東へ天気の変化はいってみれば自転を追い越した大気の波動だから、時々遅くなるのも急ぎ疲れた結果なのだろうそんなものかと思ってしまう。或いは南の温暖な大気の力が年々強くなりこれを極周りの流れを弱くして北極上空の大気を流出させることで食い止めようとする地球の必死の努力の結果かもしれないとも思える。何はともあれどうやら地球が温暖化しつつあるのは事実のような気がする。CO2が主犯であろうがなかろうが。勿論人間には止められるはずもないだろう。

久し振りにサンコウチョウの声を聞いた。福岡県のレッドデータを解説した県のページにサンコウチョウは県内では油山に繁殖の記録ありと出ていて時々気にして見に行っていたがついに周回する舗装路を走っていてその声に遭遇した。2日ほど前のことだ。かなり近い感じがしたが姿は見つけることができない。声を録音できただけでも幸いだろう。環境は以前栃木で見た繁殖地と感じが似ていて、いついてくれるかもしれないと期待してしまう。「sankocyo.wma」

この季節はアカショウビンの声も懐かしい。この地も通過するので声を聞いたという話は去年も聞いたし今年も流れているがまだここで自分で実際に聞いたことはない。奥胎内に少しは似た環境もあったりしてそれなりにいても一向におかしくないのだがそうは行かないようだ。霧島あたりには沢山来るらしいので北部九州もどこかを通過しているはずだが分散して移動しているのだろうか。繁殖地はやはりブナ林が好みなのだろう、九州では繁殖は僅かのようだ。でも近くで遭遇できるかもしれないというだけで楽しい。

アカショウビンは雨が似つかわしい。
梅雨の季節も 暖かくなりつつある地球もそれはそれで面白い。ただ生きているだけでも飽きるということがない。今日は何して遊ぼうか。

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