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2014年8月12日 (火)

台風11号が

台風11号が北へ去った。当初の予想進路より少々東にずれた、太平洋の高気圧が僅かに弱かったようだ、高気圧の縁を丁寧に巡る台風の渦は一日見ていると飽きはしないが疲れる。(図は10日12時の衛星写真)。
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予想外に東に行ったのに福岡の海岸の風は予想外に強かった。9日朝にリリースされたMSMデータ(気象庁の数値予報データ、このときはまだ豊後水道通過を予測)でも台風が離れていくのに従い博多湾の風速は昼頃には9m位に下がってくるというものだったが現実には海岸にあるヨットハーバーの計測で昼過ぎには11mと尻上がりに強くなっていた、台風を巡るスパイラルバンドと呼ばれる雲と同様風も筋状の渦巻きとなって離れていくのに強くなる(強い筋がかかってくる)ということもあるのだろうか、そこまでは予測計算が難しいのだ20140810yhtenki ろうか。陸上の風と違って海上の風は遮るものが無いだけに掛け値なしの強い風が離れていても吹いてくる。
10日に予定されていたタモリカップヨットレースも16日に日延べとなり雨模様ではひがら家の中にいることになって 気晴らしに散髪に出かけた。
このところカットオンリー1000円のチェーン店を利用しているが、店に入ると席が埋まっていて順番待ちとなる。この店では回転が速く待ったことなどあまりない。待っているとお客が次々に来て若い女性まで順番待ちに並んだ、カット屋だから女性客がいてもおかしくないのだろうか時代の移ろいを感じてしまう。安くて時間も短くそれなりの形に切ってくれる、それで十分ではないか、その価値は万人に共通であることに違いない。それにしても台風に降り込められると床屋へ行くくらいしか思いつかなくなるのも共通のようだ。

20140810seatemp 台風が来ると時間の進み方が変わってくる、家での時間が長くなって時間がゆったりするかと思えばどこかあわただしい。ひっきりなしの台風中継のためだろうかそれともめまぐるしく変わる空のせいだろうか。

台風も過ぎて見直してみると西日本の南からフィリピン付近までの短冊のような海域の温度がこのところ下がってきている、一方でウェーキ島付近の海水温はいまだ高く太平洋高気20140811sstanomaly 圧は強いままだが東へ移動した形だ、これは涼しくなる、台風も暫くは日本に近づかないようにも見える。のんびり遊ぶ季節が戻ってきたようだ。
(図は8月10日の海水温、2度ピッチ、最高は30℃、下の図は平年と比べた海水温、フィリピン東の温度が低い)。

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