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2014年9月15日 (月)

”ふるさと”が響く

中学の同窓会の後の2次会も9時過ぎには辞して中州から天神に向かってぶらりと歩いた。中Hinoteru 州ジャズフェステバルの2日目であちこちに野外ステージが立ちいい雰囲気だ。
人が多い。橋を一つ渡った公会堂のところが特ににぎわっているので舞台を見ると日野皓正だ、始まったばかりのようで何か喋っている。
隙間を見つけて立ち止まって見る。生で見るのは随分久し振りだ、学生の頃新宿のジャズ喫茶で見て以来だろうか、本当に長く頑張っている。NeverForget311という曲を始める。吹きっぷりは昔と大体同じだが無論昔の若さの輝きは無い。その代わりヴォーカルもやるし太鼓も叩くし勿論ラッパも吹く、楽しんでいる。だんだん乗ってきているのがわかる、いつ終わるとも知れず延々と続く、ゲストに呼ばれて舞台に立った女性プロボクサー世界チャンピオン(福岡の人です)もそれなりにマラカスを鳴らしたり手を打ったりして参加している。アンサンブルに戻ってやっと曲が終わる。もっと聞いていたいがあまり遅くなるのも明日が困る、また歩き始める。
そこへ日野皓正の”ふるさと”が響く、ビルの壁に反射しながら歩いても歩いてもすぐそこで演奏しているようによく響く、心にも響く、確かにここはふるさとだ、心安らぐふるさとだ。戻ってこれて良かった、いい街だ。

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