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2015年1月 7日 (水)

正月というのにミニコンポが壊れる

このまえから寝室においているミニコンポのCD部分が壊れてしまって困り果てている。
年末に来訪者が重なり寝る場所確保のためミニコンポのおき場所を変えたり暫く聞かなかったりした後久し振りにつけてみたら動かない。
ラジオやカセットは正常だから使えるには使えるのだがCDが聞けないのでは寂しい。

kenwoodのXD551という機種でもう10年以上前のものだ、ネットで探しても故障の書き込みなどはひっかかって来ない。
どうしたものかと試しに英文で検索すると海外のサイトの声が幾つも出てくる。自分で直そうと試みる人は海外に多いと改めて感じる。当然といえばそうだ。
CDの似たようなトラブルにはレーザーレンズのクリーニングが有効との書き込みもある。確Miniconp かにこれは怪しいと思うが一体となったミニコンポだけに簡単には分解出来そうにない。
そのうち英文のサービスマニュアルなるものがどこかのサイトにアップされているのに行き当たる。回路図や部品表が出ていてCDプレーヤー部分の取り出し手順も見つかる。
なんとか修理して使いたいという世界中の声が響いているようだ、眺めながら出来るかもしれないとipadにこのマニュアルをダウンロードしてこれを見ながら早速取り掛かる。
ケーシングを外し前面パネルを外しにかかるが基板が前面パネルにもしっかり付いており本体と幾つかのフラットケーブルで絡まるように結ばれていて見ただけでこれを引きはがすのは厄介だと思わせる。マニュアルの図とも少し違う。
次第に復元の自信がなくなってくるが思い切って一番突っ張っているフラットケーブルを外してCD部分を引き出せるようスペースを作る。
この辺りまで来るとケーシングはぐにゃぐにゃになって扱いにくくなる。どっしりとした昔のステレオとは大違いだ。
それにしても部品点数が多い。手作業の塊のようだ、人件費から海外生産が主流になるのはどうしようもないと伝わってくる。
CD部分を外そうと四苦八苦するがねじを外してもうまく引き出せない、どこか引っかかっているようだがどこだかわからない。1-2時間ほどいじくり回した挙句本日は諦めて出来る範囲の掃除をした後元に戻しにかかる。これでいいはずと電源を入れてみるとうんともすんともいわなくなった。更にどこか壊してしまったらしい。暗い雲に覆われるような徒労感が募ってくる。
夕食をとって一休みしてつれづれに眺めているとフラットケーブルが1本浮いているように見える。いじっているうちに外れてしまったのだろうか。ここらしいというソケットにエイッと差し込んでみる。向きが不安だが逆向きにはつけにくくなっているので多分大丈夫だ。
恐る恐る電源を入れると作動し始めたがメインの表示部の明かりが点かない。CDもやはり動かない。表示が点かない分だけ悪くなったことになる。
その後2日ばかり暇があればいじってみる。そのうちにCDは動き始めた、横倒しにしたりひっくり返したりしている内に積もっていた埃が取れたのだろうか。表示部はまだ戻らない。残念だが一応の機能は果たすようになったのでまあいいかとする。

正月らしいのんびりとした生煮えの達成感がある。今年はどんな年になるだろうか。思いやられもする。

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