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2015年2月28日 (土)

2015年2月の野鳥

2月は短い、ボーとしているうちにもう終わりだ。 2月の野鳥も忘れないうちにメモしておく。平 戸のヤツガシラは同行者目撃(2/19)、平戸では今年初めて鶯のさえずりも(2/18)。

 

Cyudaisagi150209a福岡市自宅近くの市楽池、新市楽池、鹿助公園での野鳥 ジョウビタキ、メジロ、ホオジロハクセキレイ、ウグイス、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、バン、アオジ、エナガ、シジュウカラ、キュウシュウコゲラ、キジバト、ムクドリ、アオサギ、チュウダイサギ、ヒヨドリ、シロハラ、コサギ、コガモ、ドバト、ヤマガラ、ハヤブサ、カササギ

 

平戸島・生月島の野鳥 ヤツガシラか、トビ、イソヒヨドリ、ウグイスのさえずり、ジョウビタキ、セグロカモメ、ツグミ
油山の野鳥:メジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ、シロハラ、イカル
福岡城址の野鳥:アトリ、メジロ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、ジョウビタキ、アオジ
今津の二つの池:ツリスガラ、オオジュリン、クロツラヘラサギ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジAtori150213aロ、ハシビロガモ、カイツブリ、オオバン、ダイサギ、アオ サギ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ムクドリ,ツグミ
香春町金辺川の野鳥: ミサゴ、イワツバメ、トビ
福岡市植物園の野鳥: アトリ20、アオジ3,メジロ、シジュウカラ、コゲラ、ジョウビタキ、ヤマガラ、シロハラ、ウグイス、イカル、ヒヨドリ
花畑園芸公園の野鳥:メジロ、エナガ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ

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2015年2月26日 (木)

平戸を旅する、その2

平戸への旅の印象をとりとめもなく書きたくなってしまう。
平戸には足を踏み入れたことが無く、九州に戻ってからは一度は行かねばと気になっていた。平戸には歴史の何かが詰め込まれているような気がしていた。何時の時期がいいのだろうかと思っていたらネットに平戸とひらめまつり開催中の文字との文字が並んでいてそうか今の季節がいいのか、と単純に宣伝に乗せられるように出かけた。ひらめづくしのコースのある宿を取りあえず予約して、回り方を調べ始める。かくれキリシタンの生月島にも行ってみたい、見るべきポイントが多い、これは忙しそうだ。

 

福岡から平戸への行き方も幾つかあるが九州道・長崎道回りは簡単だが距離が長くて高速を使っても早く着けないように思えて海岸沿いを走る唐津伊万里経由とした、高速代もこちらが随分安い。一般道が多くなるので3時間半位かかるだろうとの予測で計画する、結構時間が足りない。天気は都合がいい日で2日続けて晴れという平日が無く曇りでもいいかと日を決めるが間際になって弱い雨・風強しの予測に変わってくる、自然のことだ受け入れて荒れ模Imarioh 様の空を楽しむしかなかろうと出かける。

 

走ってみると海岸沿いルートは西九州道の新たな区間が最近開通しており、県道297号線・伊万里大橋経由で伊万里市街地を通らずに平戸へ向かい渋滞も無く楽に走れた。2時間半で平戸大橋のたもとまで辿り着いたことになる、思いの他早い。長崎道周りよりも明らかに早くなる計算だ。時間に余裕が出来たのでゆっくり平戸を巡ることにする。

 

田平天主堂から廻り始める。世界遺産登録が目前の長崎キリスト教遺跡の一つとされていて重要文化財だ。見晴らしのTabira1 いい所にあって鉄川与助の設計で堂々としている。ステンドグラスも真新しい。続けて平戸大橋を渡り平戸市街地の見どころや島中央部の宝亀教会・巨大な紐差教会などを一渡り巡る。今につながる歴史の流れを感ずる。
時間に余裕があるので松浦史料博物館で教わった高倉健の遺作「あなた」のロケ地、薄香港も訪れてみる。
ナビに出てきた薄香の郵便局を目指して進むとあっけなく到着した。確かに映画で見たような景観だ。
埠頭にクルマを停めて少し歩く、古い町並みだ、昭和の街並みだ。よくこの場所Usuka1 を見つけたと思う。フェリー乗り場の小さな建物が高倉健の記帳所になっていてロケ中の写真などの記念展示がしてある。映画のシーンと今の現場をあわせてみると面白い、変わらないところ変わったところあるが少なくとも路地裏の雰囲気は同じだ。映画の脚本が原作で、映画をもとに後で小説が書かれている、旅の到着点であるこの港町の映像のイメージが最初にあってストーリーが出来上がっていったのだろうか。

 

平戸には海外との関わりで歴史的な事件が幾つもある。
空海が中国に向けて出発したのも平戸、蒙古来襲では蒙古軍Usuka2 が博多を攻める前に集結したのも平戸、アジアを荒らした倭寇の拠点のひとつだったのも平戸、ザビエルが日本での布教活動の拠点にしたのも平戸、清を倒して明を再興しようとした鄭成功が生まれたのも平戸、江戸時代初めまで南蛮貿易の中心だったのも平戸、カクレキリシタンの拠点も平戸、吉田松陰が滞在してアヘン戦争についても学んだのも平戸。。。。。
現地に立ってみると確かに島陰で波が穏やかな割りには外洋に直ぐ出れる、九州本土へ渡るのもたやすい、日本国から距離を置いて目立たないように何かを行うにはうってつけの場所のような気がする、水深もあるいい港も多い。

 

しかし「あなたへ」にはそんな歴史を動かす雰囲気はどこにもない。ただの港町のように見える。薄香港ばかりでなく平戸全体にどちらかというとこちらのほうが自然に入ってくる、歴史の重みはどこにも漂っていないように見える、歴史的遺物があちこちにあることの方にむしろ何か違和感を感じるほどだ。何なのだろうか。
歴史に幾重にも層をかぶせていくような、覆い隠そうという風土のようなものがあるのだろうか、人為的ではなく自然がそうさせているようにも感じる、そういう島かもしれない。

 

不思議な島だった、興味深い島だ、またこよう、でも五島に行くのが先かな、そんな風に思ってしまう そこがこの島の本質かもしれない。

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2015年2月23日 (月)

平戸にてカクレキリシタンを感じる

平戸へ旅した。隠れキリシタンの痕跡か色濃く残っていた。書いてみると色濃くという言葉は正しくない気がする、透明な色濃さと言うべきなのだろう。

 

Kakurechrist1 平戸島西岸と生月島の博物館で隠れキリシタンはカトリックに改宗しないものが数多くいたということを知った、明治以降もカクレキリシタンという宗教形式を維持し続けているらしい。勿論直接には見ることが出来ない。博物館の展示でその証拠を覗き見るだけだが、過去のものではなく現在にも続いているという、驚いた。

 

隠れキリシタンの中心地である生月島にはカトリックの教会が一つ建てられているだけだ、教会近傍の山田地区にカトリック教徒がいるらしいがあとはカクレキリシタンの風習をを続けているといわれる。同様に平戸島の西岸にも教会は少なくカクレキリシタンの集落と言われる春日集落には教会がない。こんな形のキリスト教信者というのは世界にもそうはいないのではなかろうか。

Kakure2 この地は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として世界遺産登録申請中だが世界遺産となるキリスト教遺跡としてはやはり教会が中心となる。

 

教会めぐりをしているとキリスト教の平易さを感じてくる。幾つかの教会には聖書の言葉を記した記念のしおりが置かれていてこころざしを入れて持ち去れる。
1000歩を歩くことを強いられたならその人とともに2000歩歩きなさい という言葉が目に入る、マタイ伝よりとある。ストレートに入る言葉だ。

 

聖書は、いい悪いは別にして解りやすい。翻って仏教はと思うと教典は何なのか、お経の文句は普通の人には理解できない、つまるところ南無阿弥陀仏と念じよとなる、これでは人の心を支えることが出来ないように思える。イスラム教はどうなのだろうか、ネッ トで見るコーランをつまみ読みしても掟集のようで例えば「われの敵でありまたあなたがたの敵である者を友としてはならない」といった文字が目に入ってそうかな?という感じを拭えない、キリスト教は宗教としては明らかに力があるようにみえる。力がある故に恐れられ施政者より弾圧されたのも さもあらん と思えてくる。

 

重要文化財となった田平教会他長崎の多くのカトリック教会建物はドロ神父らに学んだ鉄川与助の設計によるものだが、いずれも周辺の農村とは場違いなほどに堂々とした重々しい建造物になっている。鉄Tabira川本人は生涯仏教徒であったとも言われる。クールな立場でその宗教の力を感じながら創っていったのだろうか。

 

平戸・生月島の小旅行から帰って数日がたったがまだ印象がまとまらない。一言で言えば、宗教この難解なもの、という言葉だろうか、それでは単純化しすぎのように思う。

 

日増しに日差しは強さを増し花が満ちてくる、春はどこを漂おうか。

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2015年2月17日 (火)

ボルドー展

このところニュースではISISのテロ騒ぎが続く。ウクライナを巡ってはロシアと西欧の間も緊迫し、ギリシアの混乱も中々収束しない。ヨーロッパは危なくなっているのだろうか。

 

Bordeauxb 図書館に行ったついでに直ぐそばの博物館で開催されているボルドー展を訪れてみる。美術展のようだ、福岡の後は上野の西洋美術館で開催されることになっている。ボルドーと福岡市は姉妹都市でもあるからだろうかと思うが、これが中々面白い。
博物館なのに美術展とはいい加減なと思いながら見始めると最初に2万5000年前のレリーフが出てくる。ボルドー近くのローセル村で1911年に発見された「ローセルのヴィーナス」とも呼ばれる角笛を持った女性像だ。芸術的な雰囲気がある。直ぐ近くにはラスコー洞窟もあ る場所だという。旧石器時代の芸術品は初めて見た。このようなものが直に見られるとは貴重な機会だ。帰って調べると女性が持っている角笛には正確に13本の溝が刻まれており、月齢のカレンダーではないかといわれているらしい。旧石器時代のアフリカの骨器のいくつかには13本または26本の線が発見されているという。芸術的でもあり伝えようとしている何かも持っている。このような展示から始まると確かに博物館でもおかしくない展示だと思えてくる。
ローマ時代のレリーフや壷なども展示されボルドーが思っていた以上に古い街だったことを感じさせる。次々に連綿と続く文化の歴史を明らかな証拠とともに見せつけてくる、これはかなわない。
進んでいくと晩年をボルドーで過Bordeauxaごしたゴヤの絵やボルドー生まれのルドンの絵と共にボルドー出身であるドラクロワの「ライオン狩り」の大きな絵が展示されている。動きに力がある。
重層な芸術文化の街だ。ボルドーと聞けばワイン畑位しか思い浮かばなかったわが身の浅薄さを思い知らされる。
勿論最後にはワイン文化の紹介もあり会場の外ではワインの即売も行われている。確かにこれは街そのものの展示会のようだ。

 

改めてヨーロッパ文明の奥の深さを見る思いがする。ローマ時代の日本といえばやっと稲作が始まった位だ、長い縄文時代の間にヨーロッパは随分先まで進んでしまっていた、その差を中世の停滞でやっとつめられた、そして現代で対等のように眺めあっている、そんな歴史が感じられてもくる。いい時代になった。いい展示会だった。
買って帰ったボルドーワインは久し振りにおいしい赤ワインにめぐり合った気がした。ボルドーに行ってみたくなる。

ISISのテロは、ウクライナはいつになったら収まるのだろうか。これも長い文明の歴史の一つの章か節なのだろうか、そうなのだろう、まだ始まりなのかもしれないが。
ぼんやりと未来に延びるこれからの長い時を思ってしまう。

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2015年2月12日 (木)

歌舞伎を観る

歌舞伎というものを通しで初めて見た、気楽に見られる福岡ならではのことかもしれない、福岡の博多座には定期的に歌舞伎の公演が打たれる。
今回は伊達の十役という早変わりの芝Date10 居の初日だ。市川染五郎が十役の早変わりを演じる。鶴屋南北作の『慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)』というのが正式名称で主役が顔を紅葉の様に赤くして必死に演じるという題だから早変わりがこの芝居の中心であると題からして宣言していることになる。
話の筋は江戸時代の伊達騒動の題材を室町時代に置き換えたもので先代萩とほぼ同じ筋立てとなっている。
10人の役を早変わりするので僅かばかりとはいえ同時に舞台に現れざるをえない場面もあるがそこは顔を見せないようにした代役が目立たないように演じ、せりふを発する頃合までには染五郎がこれにすりかわるという綱渡りのような芝居が展開される。花道を歩きながらすり替わるところまでありこれには唖然とさせられる。
早変わりして登場するとすかさず「こうらいや」の声が3階席のあちこちから飛ぶ。見得を切るところでもまた「こうらいや」、誰が掛けてもいいことになっているのだがとても真似できない。
Hakataza 現在の猿翁の演出だけに宙吊もある、勿論初めて見たが3階席までを一本のワイヤーロープに吊り下がって上がって行くのはさすがに怖そうだ。初日ということもあるのだろうか形相にも緊張した雰囲気が浮き出ている。

 

せりふ語りや謡の全てまでは解らないが芝居には十分ついていけるし面白い、確かにミュージカルだ。しかし長い。長めの休憩2回をはさむが開演から終わりまでおよそ5時間近くかかる。見るのも大変だが役者はもっと大変だろう、これを1ヶ月近く休みなしで毎日続けおまけに1日おきに1日2回公演となる、よくやれるとあきれるばかりだ。オペラ並みの観劇料金というのは当然といえば当然で割安とさえ思えてくる。

 

ちょっと疲れたがのんびりバスで帰る。こんな過ごし方にもだんだん慣れてきたようだ。風も少しは和らいでもう春が近い。

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2015年2月10日 (火)

トランスアジア航空235便の事故

また台湾のトランスアジア航空のATR72の事故だ。
2015年2月4日現地時間10時54分(02:54UTC)、台湾台北市の Taipei Songshan Airport(台北松山機場)を金門島へ向け離陸直後に空港東側を流れる基隆河にATR72-600が墜落した。
気象条件は曇りで雲底が1500ft-4000ftくらいのやや低い雲が出ていたが視程も良好で風も東5mとほぼ正対で運航に問題となるものはない。58人中パイロット2名を含む40名が死亡している。
事故原因はほぼ解っていて、離陸直後に右側エンジンが不調となり停止し(自動的にプロペラはフェザー位置になる)パイロットが操作の錯誤で健全な左側エンジンを停止してしまい、錯誤に気がついて再始動させたが間に合わず墜落したというものだ。フライトレコーダのデータそのものがネット上に公開されており(http://aviation-safety.net/photos/displayphoto.php?id=20150204-0&vnr=1&kind=G)航空機の飛行データを読める人なら誰でも墜落に至るパイロットの操作と機体の状況を理解できる。事故報告書も出ない前にこんな情報公開は初めて見た。
この機体は昨年引き渡されたばかりのKinmonmap 新しい機体だが左のエンジンばかりが2度も交換されており、パイロットの頭にトラブルが起こるとすれば左だとの思い込みがあったのかもしれない。

 

同様にエンジントラブルで健全な側のエンジンを錯誤で停止した事故は1989年英国で737に起こっており希に起こる類の事故ではある。

 

台湾の航空局は急遽トランスアジア航空のパイロットにすぐにエンジン片発停止時の手順の再教育をするよう求めエアラインは運行を中止して教育を行っている。

 

今回の事故で改めて思い知らされるのは目的地金門島の位置だ。殆ど中国大陸といってもいい場所に台湾の支配地が有る。住民が日常を過ごしており観光にも解放され日常的に民間機が行き来している。
台湾は今後どうなっていくのだろうか。事故のことはさておきそちらのほうが気にかかる。

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2015年2月 5日 (木)

気候の転変と野鳥と

このところ野鳥を見に出かけることが増えている。3日前は今津干潟の葦の茂みにツリスガラを見に行った。まだ見たことのない鳥だ。
今津では冬に見られる鳥の一つだが日本では九州を中心に出現する鳥で関東ではTurisugara 見れない。
正月の日本野鳥の会の今津観察会では出現せず参加しなかった2月はじめの観察会ではよく見られたとの情報があって、改めて今津に出かけてみた。
池の周りの茂みを丁寧に見ていったが見つからず少々落胆してしょうがないから帰ろうとクルマで走り始めた時に左手の葦の茂みにオオジュリンらしい鳥が見える。オオジュリンとツリスガラは同時に出現することが多いとあるのでこれは、との思いでクルマを停めて暫く見る。よく見ても見えていた鳥は矢張りオオジュリンだったがその内小ぶりで目の周りに黒い帯がある鳥が見えてくる、ツリスガラだ。葦原の少し奥で飛びかっているので写真に撮るのは難しい。人の気配を感じたのか一斉に飛び立つがまた舞い戻る、10羽くらいの集団のようだ。
吊巣を作るカラ類の鳥という意味でツリスガラと名づけられたと聞く。
ユーラシア大陸に広く分布しており日本では冬に渡ってくる鳥とされるが分布が九州中心に偏っており対馬経由のルートで渡って来ると思われる。
2013年2月に鹿児島の出水で足環をつけられた個体が翌年の5月にロシア・ウラジオストック直ぐ南のザルビノ港近くの繁殖地の巣で発見されており、沿海州辺りで繁殖するツリスガラが九州に渡ってきていることが明らかにされている(山階研究所の調査結果による)。
距離的には国内移動クラスの渡りだがよくまあこの小さい鳥がとの感慨がある。以前は迷鳥として珍しがられたが数が増えてきて今では普通の冬鳥に近い扱いになっているらしい。

 

今年はやたらとシロハラの姿を見る。シロハラもロシア沿海州あたりの繁殖地から渡って来Sirohara150115 るといわれる。今冬は北の地域の冬の嵐がとりわけ目立つような気がしていてこの傾向はこのところ強まっているように思えている。南の大気の温暖化は進むが北の寒気はむしろ強まっているようでさえあり境目では激しい気象となる。次第に激しさを増してくる冬の嵐が渡り鳥の動きにも変化をもたらし、九州のような大陸からの渡りの入り口の地には多様な渡り鳥が数多く現れることになっているのかもしれない。鳥インフルの増加も避けがたいのだろう。

いいこともあるし良くないこともある、変化とはそのようなものだ。

 

考えてみれば世の中が変化する様を眺めているのが面白くて生きている、そんな風に思っているが、そんな身にはこんなに転変していく日々に浸ることそのものが一種の生きがいのようにも思えている。

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