東京の旅・萩の旅
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2015年4月の野鳥 冬鳥は大方去り、オオルリ・キビタキ・コマドリ・センダイムシクイ・リュウキュウサンショウクイ・コサメビタキ 等の夏鳥が渡ってきました。帰りそびれたマガモのつがいが早速ヒナを育て始めましたが狙う敵が多いようで厳しそうです。
2015.04.29 福岡市南区長丘の野鳥 中公園:バン、シロハラ(まだ1羽います)、キュウシュウコゲラ、シジュウカラ、ムクドリ、ハシブトガラス、イワツバメ,ヒヨドリ
新市楽池:マガモ4(内ヒナ1)、バン、ドバト
鹿助公園:マガモ2、バン、イワツバメ、ドバト、ムクドリ 移動中にツバメ
2015.04.28pm2福岡市南区長丘の野鳥:新市楽池:マガモ4(ヒナ1)、バン2、ドバト,水蓮開花
中公園:コゲラ、バン、カワラヒワ、シロハラ、メジロ、ムクドリ
鹿助公園:マガモ2、バン、ドバト、ムクドリ; 曇り風力1
2015.04.26 am10-12 福岡・油山の野鳥 ソウシチョウ、キジバト、ウグイス(囀り)、エナガ、ヒヨドリ、オオルリ、ホオジロ、カワラヒワ、キビタキ、メジロ、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、リュウキュウサンショウクイ
2015.04.22 am8:30-11:00 福岡・油山の野鳥 オオルリ、キビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、コマドリ(囀り)、ウグイス(囀り)、ソウシチョウ、カワラヒワ、メジロ、エナガ
2015.04.21の福岡.長丘の野鳥:中公園:コサメビタキ、キュウシュウコゲラ、シロハラ、アオジ、シジュウカラ、マガモ、バン、キビタキ疑 晴風力2-3
中公園に土曜日(18日)に居たマガモのヒナ5は今日(21日)はもう居ません。猫にやられてしまったのか----。
2015.4.17 山口県仙崎・金子みすず記念館にて ツバメ(美しい)
2015.04.11の福岡.長丘の野鳥
中公園:イワツバメ3(吸水),マガモ2、バン
2015.4.9 福岡県・上野(あがの)峡の野鳥:オオルリ(姿、さえずり)、センダイムシクイ(姿、さえずり)、ソウシチョウ、サンショウクイ、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ。 晴れ風弱い。
2015.4.8 福岡・油山の野鳥:キビタキ、オオルリ(さえずり)、リュウキュウサンショウクイ、コルリ(声)、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、メジロ、ウグイス、ヒヨドリ
2015.4.5の福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:バン、マガモ2、ドバト、ヒヨドリ。
中公園:マガモ2、シジュウカラ5+、ヒヨドリ,シロハラ、カワラヒワ、メジロ。
鹿助公園:マガモ2、ヒヨドリ,ドバト。曇/風力0。
シジュウカラの群れ出現=中公園。
2015.4.4の福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:イワツバメ1(水飲)、バン、マガモ0、ドバト。
中公園:マガモ2、ヤマガラ、ヒヨドリ,シロハラ、メジロ。
鹿助公園:ムクドリ、マガモ1 、ジョウビタキ声、ヒヨドリ,ドバト。曇/風力1-2。マガモが殆ど消えた。イワツバメは今季初見。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
このところ北日本の気温が突然のように高くなって27日は帯広で30度を突破した。福岡ではそこまで暑くない。帯広よりは5度くらい低い。ここまで北海道の気温が上がることは、と思ってしまう。
前日の気象庁数値予報(GSM)データでも帯広は25-6度程度だった、予想以上に高い。しかし25度でも北海道としてはかなり高いには違いな
い。数値計算にもある程度現れていたことからこれはどこからやってきたか
と元をたどってみる。
高度でみると4000mより低い高度で気温が高くなっている、山岳部の加熱ではなさそうだ。西を見るとゴビ砂漠からタクラマカン砂漠のあたりが高温になっている。どうやら砂漠の高温が北日本まで流れてきたらしい。日本海北部の海水温が例年よりやや高いことも温風を海で冷やしきらずに日本に到達させたとも考えられる。
ともかく地球の砂漠拡大の影響がここまで及んできたかと思う。日本の四季は海洋と大陸の大気のせめぎ合いで形作られていると考えることが出来る。このところの暑い夏、寒い冬は海の恒温化作用の弱まりのようにも思える。
それが何故なのかは解らないが、解ってしまえば熱力学的に当然の事が起こっているだけなのだろう。これくらいのことは通常の振れ幅に入っていることなのだろう。
地球という際どいバランスの上にかろうじて多様の生物を支えている惑星の表面に住んでいる我々は少々のバランスの揺らぎはこんなもんだと受け流すように生きていかねばならないのだろう。そうでなければ種を永らえることは無いのだろう。助け合ってあと1億年位は人類の時代を続けてくれるだろうか。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
萩を訪れた。
萩というところは数十年前の「ディスカバージャパン」の時代から 若い女性向け観光地 との思い込みがどこかにあっ てこれまで足を向けることがなかった。
このところ大河ドラマでも毎週登場し、また世界遺産登録も間近になってきたこともあって一度は行ってみるべきかとの想いから萩行きを計画した。
どうせ行くなら、世界的な銀の供給基地として18世紀頃の世界の経済に大きな役割を果たしていた石見銀山とセットで見に行こうとぼんやり思っていたが、旅行のプランを具体的に立て始めてみると萩から石見銀山へ行くにはいい道がない。山陰自動車道が整備されるまでは車では5-6時間かかりそうだと解る、山陰は人口が少なくどうしてもインフラが後回しになるようだ。残念だが石見銀山は諦め、せめて萩くらい、という気持で萩を訪れた。萩を訪れての最も素朴な驚きは、情けない話だが、萩藩は幕府を倒したあの長州藩と同じものであったということだった。
長州藩というと山口あたりの大きな藩で萩藩とは長州に属する小さな田舎の藩くらいの印象を持っていた、
萩の名所めぐりではどこにも萩藩と長州藩は同じものとのはっきりとした説明は無いのだが、巡っていくとそのようで、どうにも解せなくて宿に入ってネットで調べ直してそうだったのかと初めて納得した。なんということだ。
萩の街並みは中心部近くでも明治維新の頃の姿を残している。明治維新時の旧宅がやたらと保存されていて見だすとき
りが無いと思わせる。
そうはいっても世界遺産の反射炉や造船所跡は案内標識も貧弱で見つけにくく、朽ちた遺構に対する熱意はそれほど感じられない。街が生きていくために見栄えのいい観光受けするもの が大事にされてきたようにも感じる。しかしともかく見るものが多い。
萩の古い町並みを巡っていて気になるのは瓦だ。光沢のある赤茶色や黒色の立派な屋根瓦があちこちで目立つ。
これも後で調べてみると石州瓦という石見産で高温焼成の瓦が古くからこの辺り一帯で用いられてきたようだ。
当地の江戸時代上層農家の例と
される重要文化財の森田家住宅も同じような石州瓦が用いられていた。江戸時代からの重要文化財の農家といえば日本の他のところでは茅葺のものしか見たことがない。いい物を使うほうが結局は長持ちして安上がりという合理性が昔から根付いていたのだろうか。しかしこんな片田舎の小ぶりな街が明治維新の核となり江戸幕府を倒しついには西南戦争で薩摩をも倒し日本を牛耳ることになるとは俄かには信じがたい思いがする。明治以降、成功の利益誘導で街が発展を遂げたということも無いようだ。財を成さず名を成すことを重んじる伝統が強くあったのだろうか。不思議な街だ。
確かにこの街は見て考えるに値するような気がしている、何かを伝えてくる。変革を醸成するには中心から一定の距離も必要ということだろうか、利益誘導を重んじない清廉さだろうか。
翌日日本海周りに下関に向かい、途中で土井ヶ浜遺跡に立ち寄った。2300年位前の前期弥生期に渡来人の作った集落の大規模な墓地遺跡だ。300体にも及ぶ人骨が発掘されている。それまでの縄文人とは大きく異なり中国山東省(北京と上海の中間にある)で同時代に出土した人骨と酷似した特徴があるという。中国から集団で渡ってきて弥生人として住み始めたのだろう。縄文の日本を変え始めたその起点の一つの証拠なのだろう。
西の海に開けている良港は昔から新しい事物を受け入れ人を受け入れ文化文明を育んできたのだろうか。中央からは山の彼方の片隅でも西に向かって大きく世界に開けている、その一つの結末が萩が幕府を倒したということだろうか。そんな単純なことでもあるまいが案外事物は単純なことで動かされているような気もする。
土井ヶ浜遺跡の近くで立ち寄った角島の高い灯台を勇んで登った疲れだろうか、迫る眠気を振り払いながら九州高速を走らせた。
旅の仕方も体力の衰えという単純な事態を正面から受け止めねばならない歳になってきたのかもしれない。単純な理由はやはり受け入れるほかないようだ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
3月の終わりに東京に遊びに行った記憶が、ついこの前の出来事というのにたちまち彼方へ飛び去ってしまいそうな気がしている。記憶することが次第に面倒になってきて歳を取るとはこういうことかと思う。覚えるというある強迫観念から開放されているようでそれはそれで楽なのだが、社会的にはこんなのはネガティブなのだろう。記憶ができなければ記録するほか無い。
東京行きで面白いのは東京という街を少し離れたビューポイントから眺めるということにあるような気がしている。その分 2年前まで関東で暮らしていて身に絡まりついていたその関東の空気から抜け出してきているということにもなるのだろう。
東京という街には江戸時代から連綿と続く首都としての堂々たる姿がある、そこに改めて圧倒される。特にこの時期は文字通りの花のお江戸だ。街の姿なぞが気になるというのはどこか情けないが人生枯れてくるとそういうことかもしれない。
浜離宮を初めて歩いた、東京の真ん中にあるとは思えないほどの広さだ。外人が多い、外人観光客お気に入りの場所のようだ。今も、というべきか。
直ぐ先がお台場で逆を向けば真っ直ぐ北が江戸城となる。汐留のそそり立つビル群が無かった江戸時代には恐らくここから城が見えたのだろう。ベリー、ハリスは軍艦で攻め上ってくればこの辺から大砲を撃つ構えだったのかもしれない。江戸城にとっては確かに怖い。
井伊直弼があたふたと脅しに屈したのも解らなくもない。こんな庭園でのほほんと鴨猟などで遊んでいる時代が懐かしかったことだろう。
時々何が幸せで何が不幸かと思うことがある。先の大戦は 武士がトップに立つ時代が明治維新を超えて生き延び威張る軍人となり攘夷の心も消えず行き着く先のその総決算だったように思えている。もし第2次大戦前に日本がイギリス王室との同盟を保ち続けうまく立ち回って連合国側に回っていたらどうなっていただろうか。鎌倉時代から続く武人の威張りは更に続き歪んだ社会が連綿と続いていったことだろう、それは戦争に負け全てを失い武人の威張りが壊滅するより良かったのだろうか。戦争に大敗するのにもいいこともあると思えてくる。不幸の塊のような戦争にも僅かばかりの認めるべきところもある気がしている。
渋谷を見る。九州で流れてくる報道を見ていると渋谷駅回りが工事で大分変わったとの
印象を受けていた。実際に見てみたかった。品川からこの日の宿のある半蔵門まで行くにはどうせ渋谷で乗り換えなくてはならないし丁度いい。
降り立って南側のバス乗り場辺りを見てみるが以前の記憶とあまり変わらない、ごたごたしている。正面の東急プラザのビルが建て変わるらしいがまだ何の変化も無い。なーんだと思ってハチ公前側に来ると何だか少し変わったような気もする。しかし周りの建物は大して変わっていない。ハチ公前のスクランブル交差点には朝の故か大した人出もない。
ここもなーんだという感じで歩き回っていると山の手線の直ぐ内側が細長い公園だったこと
を思い出してそこを見てみる、ここは山の手線に乗るたびに電車から見てはいたが歩いたことは無い。高架と同じレベル位の高さに線路沿いに公園が続いている。格安の公営駐輪場の奥から階段を上がるとまずコンクリートで波打つ様に固めた公園が見える。児童公園かと思いきやスケートボードの練習場のようだ。公営らしい。オリンピック競技だから練習場を公が用意するのも当然といえばそうなのだが一生懸命まじめに遊んでいるようで何だか面白い。次はミニサッカー場で、すでにチームが入って練習を始めている。渋谷のど真ん中でサッカー練習かとこれも面白い。そうだ、これが東京の感触だったと思い起こす。どこかに関東らしい几帳面さがある、真面目さがある。田んぼを無駄なく開拓した二宮尊徳風のところがある。九州のアバウトさとは随分違う。
サッカー場の先に管理事務所があってここで公園全体の使用や道具の管理をしているようだ。きちんとした運動公園というわけだ。ふーんと思いながら階段を下りるとこの競技場に沿った細いスペースがバイクの駐車場になっていて、少し上の段の空きスペースに路上生活者がブルーテントを並べている。それなりに木枠を入れているようで少しはしっかりしているように見える。黙認なのかそれとも他の場所からは立ち退かせて目立たないこんなところへ誘導しているのだろうか。都も難しい課題を幾つも抱えて時代とともにすり抜けるように東京を維持管理していると思えてくる。街を見るとこんな雰囲気がわかるのが面白い。
書いているときりがない。
靖国神社を見る。ここが靖国かとちょっと身構える心の動きが面白い。気象庁が使っている桜の開花標準木は見なければ、と見る。それ程老木でもない、暫くはこの木を使い続けるのだろう。
遊就館を見る、悪名高い戦争博物館だと思って見始めるが極右というようなものでもな
い、淡々と歴史を記述している。時折引っかかる表現がなくもないがこれくらいは目くじらを立てるほどには思えない、表現の自由のある民主主義の国なら受容する範囲だ。
展示品もべつにどうということもない、各国の航空博物館などで見られる程度で普通だ、もっと昔の戦闘機などを集めたほうが見栄えがするのにと思うほどだ。
やはり靖国神社というのはその位置づけに引っかりを覚える。国家が運営していた官軍の戦死者を英霊として祀る神社で遺骨があるわけでも何でもない(千鳥ケ淵には遺骨があるが靖国には骨は勿論位牌のようなものも無い)。官軍として敵と戦って戦死したものが対象で、例えば吉田松陰は祀られているが西南の役で賊軍となった西郷隆盛は祀られていない、そんな論理を大日本帝国の陸海軍におしなべて適用している。戦犯が祀られているのも大日本帝国のために官軍の敵軍である連合国に対峙し討たれたということなのだろう、無謀な戦争で多くの人を死に追いやったことはさておきだ。これは現代では国民の共感を得られる論理ではないように思える。
あの戦争の責任は連合国からは裁かれても日本自身としては追求しなかった。独自に戦争責任追及の裁きの場を持ち得れば戦争に正面から向き合い未来に対してもっとポジティブな教訓を共有できたのではないか、そんな気がしている。
靖国の桜は8分位で普通に美しかった。桜が切れ切れに続く市ヶ谷駅への道を歩きながら今も続く歴史の街東京を感じていた。東京は日本で一番興味深い街だ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
桜は八重桜に移って今年はもう終わりか次はつつじなのかという雰囲気が満ちて始めている。季節の移ろいが早い。
昨年は福岡佐賀の桜の古木は大分みて回った、今年は満開の時期に東京の桜の名所を駆け抜けたこともあり天候もあって九州での桜めぐりは一服状態にある。しかし一つくらいはと思ってもみる。
見残した福岡の桜の古木といえば福智山の虎尾桜という木が気になっていた、樹齢600年と推定され福岡では最も古い。ネットで調べると標高400m位の山中にあって福智山の登山
口から登っていくとある。平地の桜の満開よりは遅れるようで、見に行く時期を見計らっていたが雨模様の日が続き一昨日になってやっと晴れたので出かけてみた。ネットでは散り始めのマークでまだ花は残っているように見える。
福智山といってもどこだろうと思いながらクルマのナビに入力すると上野(あがの)焼の窯元のある集落から山に入るようだ。ここなら1年半前に焼き物つくりに来たことがある。なーんだという気がする、福岡はこれというスポットが結構集まっていると感じる、というよりそもそも九州はそれ程大きな島ではないというべきかもしれない。便利といえば便利だが驚きに欠けるところがどこかある。
2時間ほどで登山口につきクルマを置いて登り始める。正確な位置をプロットした地図がネットからはついに得られず、道がよく解らないので出会う人毎に虎尾桜はどちら?と聞く羽目になる。ほぼ一本道を2-30分ほど登ればいいようだ、しかし直登できつい。
道標に従って小さな橋を渡ったり沢の端っこを登ったりしてやっと辿り着く、雨が降ると登りたくない道だ。
虎尾桜は散り始めのネット情報とは違ってもう散り終わりに近い状態だった。花は2-3分残しで青葉のほうが目立つ。しかし立派な木だ、600年といえばそうかと思わさせる風格がある。もう一週間早く来なければ。。。来年はそうしよう、との思いが湧き上がってくる。しかしこの状態でもそれなりに美しい。
はらはら落ちるはなびらを十分に楽しんだ後下る。鳥の声が多い。ソウシチョウがあちこちで鳴いているがそのうち「焼酎一杯グイー」というセンダイムシクイの声が聞こえるしオオルリの声も近づいてくる。暫く眺めているとセンダイムシクイが現れオオルリも姿を見せる。動きがまだ落ち着かないようで写真には撮れないが見て聞けば十分だ。いずれも今季はじめて見る、栃木よりいくらか早い。いい季節だ。
桜の季節にはやはり桜を追いかけるのがいいようだ、季節に従うように季節の声を聞く、抵抗しない、そんな生き方に大分浸ってきた。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
また巡航中の航空機墜落だ。
ドイツのルフトハンザ子会社ジャーマンウイングスGermanwingsのA320墜落事件は回収されたフライトレコーダーのデータが手短に発表されて一段落の感があるがルフトハンザにとっての苦難はこれからだろう。
ルフトハンザは2014年には7億3200万ユーロの純損失を出し無配に転落していた。
ヨーロッパでのライアンエアを始めとするLCCとの戦いに敗れつつあるというのが現状でそれに対する対策の一つの柱がLCC子会社ジャーマンウイングスだったはずだ。
精神病治療中という病歴を知りながら搭乗させていたとルフトハンザが認めざるをえなくなってジャーマンウイングスへの信頼感は失墜し乗客は背を向けることになるだろう、日銭で動くエアラインでは致命的だ。
今回の墜落事件を振り返ってみる。
2015年3月24日現地時間午前10時01分(グリニッチ標準時午前9時01分)乗員6名乗客144名を乗せデュッセルドルフへ向けバルセロナを離陸したGermanwings 9525便は離陸後30分たったところで巡航高度38000ftから急速な降下を始めそのままアルプスの山腹に激突して搭乗者全員が死亡した。(飛行軌跡図参照、Flightwareサイトによる、時間軸は日本時間)。
機体はA320-211で機齢24.3年とかなり使い込まれているが前日に通常整備を行っており異常はなかったようだ。
天候は上層に湿った空気が入ってやや不安定な天気で飛行領域のあちこちで降水が認められているが飛行に支障があったとは考えられない。(衛星画像参照)。
原因は何だろうと思われたが、回収されたボイスレコーダから副操縦士がトイレに立った機長を締め出して故意に機体を墜落させたと判明しその後発見されたフライトレコーダの解析もこれを裏付けた。パイロットの故意による墜落だ。
これとよく似た事態は2013年11月アフリカのボツワナで墜落したモザンビーク航空のエンブラエル190で起こっていた。この場合はトイレに立ったコパイロットを締め出して機長が故意に墜落させた。パイロットも人間だから自殺願望のパイロットも僅かな確率でもあるであろう、こんな事態は防がなければならないことはこの時点で既に明らかだ。
しかしながらヨーロッパはアフリカに近いのにルフトハンザグループではこの墜落事件からの教訓に基づく対策をまともにたてていなかった、1名がトイレにコクピットから出れば代わりに乗務員が一人入るようにすれば最低限の対策にはなる、米航空局FAAはこのルールを米国のエアラインに適用しているしインドもそのようなルールで運航している、それ以外にも日本のSkymark等これをやっているエアラインが幾つかあったのに、である。
何かが起こったらすぐに対策を打たなければ次は自分の身に降りかかってくるかもしれない時代、時代の雰囲気が世界で同時進行している時代、知らなかったとは言えない時代、ここに我々は生きている。
航空機の事故はいつも本日現在の世界の現実を輪切りにしてくれるところが興味深い。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
3月はウグイスやアオジがさえずり始め北へ帰っていく鳥が旅立っていく。近くの小学校にカササギも飛来したり、これまで近くで殆ど見なかった鳥も姿を見せる。動きが多様になってきた。
2015.3.31 福岡市南区長丘の野鳥 鹿助公園周辺:カササギ1,マガモ2、チュウダイサギ1、バン、シロハラ、ヒヨドリ、メジロ
2015.3.30 福岡市植物園の野鳥 アオジ(さえずり)、メジロ、シジュウカラ、シロハラ(さえずり)、ヤマガラ、ヒヨドリ、スズメ
2015.3.24 福岡市南区野多目池の野鳥 アメリカヒドリ1、キンクロハジロ約150、ハシビロガモ約15,
室見川河畔公園の野鳥 マガモ、モズ、ツリスガラ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、コサギ
2015.3.21の福岡市油山の野鳥 カワラヒワ、ソウシチョウ、メジロ、エナガ、ウグイス、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハイタカ、コゲラ
2015.3.20の福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:バン、マガモ4、(リュウキュウ?)キジバト、ヒヨドリ、ハシボソ。中公園:マガモ4、ヒヨドリ,シロハラ1,シジュウカラ、メジロ、ジョウビタキ(♂)1、アオジ1 。鹿助公園:マガモ3 ,バン、ジョウビタキ(♂)1、ドバト、ヒヨドリ。曇/風力2-3
2015.3.18の福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:バン、マガモ5、ハシビロガモ♂/♀2。中公園:マガモ6、ヒヨドリ1,シロハラ,メジロ、ジョウビタキ(♂/♀)2 。鹿助公園:マガモ2 ,バン、ドバト。小雨風力2。
2015.3.17の福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:バン、マガモ4、ハシビロガモ♀1。中公園:ヒヨドリ1,シロハラ1,メジロ、アオジ1,ジョウビタキ(♂/♀)2 。鹿助公園:コサギ♂1,マガモ ,バ
ン、ドバト。晴れ風力2。
2015.3.12の福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:バン2、マガモ4、ドバト。中公園:マガモ4,シロハラ,メジロ、ジョウビタキ2,アオジ1,コゲラ、ヒヨドリ 。
2015.3.11の福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:バン、マガモ9、キジバト。中公園:マガモ4,シロハラ,メジロ、アオジ1 。鹿助公園:チュウダイサギ1、チュウサギ1、コサギ1,マガモ8 ,バ
ン、シジュウカラ3,ツグミ2、ドバト。
2015.3.8 福岡市西区今津干潟の野鳥:オオハクチョウ、ツクシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クロツラヘラサギ、バン、オオバン、ミサゴ、トビ、モズ、ハシボソ、ツリスガラ、ヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン
2015.3.7 有明海大授搦の野鳥 クロツラヘラサギ、ズグロカモメ、シロチドリ、ハマシギ、ダイゼン、ホウロクシギ、ダイシャクシギ、ツクシガモ(1000+)、セグロカモメ、コガモ、アオサギ、オグロシギか
2015.3.5 福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:ハシビロ3、バン、マガモ2,ウグイス,メジロ、キュウシュウコゲラ2。中公園:マガモ10、シロハラ、ジョウビ、メジロ、ヒヨドリ。鹿助公園:カワセミ1、コサギ,マガモ4、バン ,ムクドリ
2015.3.2 福岡市南区長丘の野鳥 新市楽池:ハシビロ6、バン、マガモ8,ウグイス初鳴,メジロ。中公園:マガモ5、キュウシュウコゲラ、シロハラ、ジョウビ、メジロ、ヒヨドリ、トビ上空 。鹿助公園:アオサギ、コサギ,マガモ、バン
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)